理事会・委員会議事録

 

第134回理事会
(11月12日午後1時から,茨城県つくば市・オークラフロンティアホテルつくばアネックス1階「昴・西の間」において第134回理事会が開かれ次の議案が審議された.)

議題
 (1)報告事項
    1) 一般報告
    2) 委員会報告
      総務委員会
      財政委員会
      編集委員会
      学術委員会
      国際交流委員会
    3)平成19年度の会員動向について
    4)新日本有限責任監査法人との「経営者ディスカッション」概要について
    5)第17回国際農村医学会議の開催概要について
    6)平成19年度特別研究プロジェクト事業の実施状況,平成20年度研究計画および新規プロ
     ジェクト事業の立ち上げについて
    7)公益法人改革に伴う日本農村医学会の対応について
    8) 日本医学会・第1回日本医学雑誌編集者会議について
    9) その他
 (2)協議事項
    1)評議員の選任について
    2)次々期(平成22年度・第59回)学術総会会長について
    3)平成19年度事業報告及び収支決算について
    4)平成20年度事業計画及び収支予算について
    5)顧問の推薦について
    6)第58回日本農村医学会学術総会(神奈川)について
    7)経理規程の制定について
    8)英文誌編集委員会の体制強化と英文誌編集委員長の選任について
    9)国際農村医学会の再建・再構築について
   10) 国際農村医学会事務局運営,機能について
   11) 第43回評議員会及び第57回通常総会の附議事項について
   12) 今後の会議日程について
   13)その他

平成19年度の入会者及び退会者
[1] 平成19年度における個人会員と賛助会員の入会者が18名,うち医師個人会員が5名,医師以外の個人
   会員が13名であった.
[2] 平成19年度における個人会員と賛助会員で予告の上退会した者は32名,うち医師個人会員が15名,
   医師以外の個人会員が13名,個人賛助会員1名,個人賛助会員(施設)が7名あった.
[3] 2年間会費未納に伴う除籍が12名,うち医師個人会員が15名,医師以外の個人会員が4名,個人賛助
   会員が1名,個人賛助会員(施設)が3名あった.
[4] 死亡退会は,なかった。



第58回日本農村医学会学術総会(神奈川)の概要

T.学会長  別所 隆
      (JA神奈川県厚生連 伊勢原協同病院 病院長)

U.担当機関 神奈川県厚生農業協同組合連合会 伊勢原協同病院

V.学術総会
  (1)日程 平成21年11月2日(月),3日(火)祝日

  (2)会場 パシフィコ横浜 会議センター
        (〒220-0012 横浜市西区みなとみらい1-1-1)

  (3)メインテーマ
     「地域医療を支える−みなとみらいからの挑戦−」

  (4)演題内容〔主たる演題〕
    [1] 学会長講演
    [2] 特別講演       2〜3題 検討中
    [3] 教育講演       1〜2題 検討中
    [4] シンポジウム     4〜6題 検討中
    [5] ワークショップ    4〜8題 検討中
    [6] ランチョンセミナー   12題 予 定
    [7] 一般演題(口演,ポスター発表) 約300題
    [8] 初期研修医の発表セッション 検討中

  (5)関連行事
    [1]10月31日(土)
     ・常任理事会
        会場 横浜ロイヤルパークホテル
           (〒220-8173 横浜市西区みなとみらい2-2-1-3)
    [2]11月1日(日)
     ・各種委員会
      総務委員会,財政委員会,編集委員会,学術委員会,
      国際交流委員会
     ・理事会
     ・評議員会
     ・理事会
     ・学会長招宴(150名)  
       会場 パシフィコ横浜 会議センター
       (〒220-0012 横浜市西区みなとみらい1-1-1)
    [3]11月2日(月)
     ・通常総会
     ・学術総会(第1日目)
     ・会員懇親会(300名)
       会場(船上)「横浜港ナイトクルージング」
            “みなとみらいぷかり桟橋”より乗船
    [4]11月3日(火)
     ・学術総会(第2日目)
  

委員会報告

 平成20年11月12日午前10時から,茨城県つくば市・オークラフロンティアホテルつくばアネックスにおいて総務委員会をはじめとする各種委員会が開かれ,午後に開催の第134回理事会への提出議案を中心に審議が行われた.審議事項,審議の概要は次のとおり.

[1] 総務委員会
1.審議事項
 [1] 評議員の選任について
 [2] 次々期(平成22年度・第59回)学術総会会長について
 [3] 顧問の推薦について
 [4] 平成19年度事業報告書について
 [5] 平成20年度事業計画書について
 [6] 経理規程の制定について
 [7] 平成19年度の会員動向について
 [8] 新日本有限責任監査法人との「経営者ディスカッション」概要について
 [9] 公益法人改革に伴う日本農村医学会の対応について
 [10] 第43回評議員会及び第57回通常総会の附議事項について
 [11] その他

2.審議の概要
[1] 評議員の選任について
 平山克先生を6月の第133回の理事会で,すでに理事長推薦候補者として承認を受けたものであるが,正式に第134回理事会での協議に付し選任することした.
[2] 次々期(平成22年度・第59回)学術総会会長について
 次々期総会長は,6月の第133回理事会で副理事長の立身正信先生に決定したが,その後,開催時期・日時も決まったので,理事長から第134回理事会,評議員会,通常総会に諮る事とした.
[3] 顧問の推薦について
 農協組織の代表者としての顧問に変更が生じ,16名の方を新たに顧問として推薦することにして,第134回理事会,評議員会,通常総会に諮ることにした.
[4] 平成19年度事業報告書について
 平成19年度事業報告書については,事務局から提出された資料に特に問題はなく,財政委員長から第134回理事会の協議に付することにした.
[5] 平成20年度事業計画書について
 平成20年度事業計画書については,事務局から提出された資料に問題はなく,松井財政委員長から第134回理事会での協議に付することにした.
[6] 経理規程の制定について
 公益社団法人の認定承認に向けて,未整備だった経理規程を制定することを,第134回理事会の協議に付することにした.
[7] 平成19年度の会員動向について
 事務局から平成19年年度末の会員の動向として資料が提出された.会員数は4,513名で,前年度末より総計で8名の増となった.今後,個人会員の拡大が課題となるが,このまま第134回理事会に報告することにした.
[8] 新日本有限責任監査法人との「経営者ディスカッション」概要について
 日本農村医学会は,新日本監査法人と決算監査契約をして実施している.その監査の一環で経営者側の経営方針を確認して,財務的な監査に入る事となっている.9月26日に開催された「経営者ディスカッション」の概要を了承し,第134回理事会に報告することにした.
[9] 公益法人改革に伴う日本農村医学会の対応について
 行政庁のスケジュールと本学会の対応スケジュールを事務局長から第134回理事会,評議員会に説明し理解を求めることにした.
[10] 第43回評議員会及び第57回通常総会の附議事項について
 事務局から提出された事項にとくに問題はなく,第134回理事会,評議員会に諮る事とした.

[2] 財政委員会
1.審議事項
  [1] 平成19年度事業報告及び収支決算について
  [2] 平成20年度事業計画及び収支予算について
  [3] その他
2.審議の概要
[1] 平成19年度事業報告及び収支決算について
公益法人会計基準に基づく収支計算書を公正妥当と認め,このまま第134回理事会,評議員会,通常総会に諮る事とした.
[2] 平成20年度事業計画及び収支予算について
原案どおり了解し,このまま第134回理事会,評議員会,通常総会に諮る事とした.

[3]編集委員会
1.審議事項
  [1] 日本農村医学会雑誌の発行状況について
  [2] 日本医学会・第1回日本医学雑誌編集者会議について
  [3] 英文誌編集委員会の体制強化と英文誌編集委員長の選任について
  [4] その他
2.審議の概要
[1] 日本農村医学会雑誌の発行状況について
 第57巻4号(11月号)が印刷中で雑誌発行は順調に行われている.次号以降では綜説などの原稿も集まっている.
[2] 日本医学会・第1回日本医学雑誌編集者会議について
 編集委員会の代表として会議に出席された椎貝達夫,新谷周三両先生から,日本医学雑誌編集者会議の背景と経緯について報告があった.内容は医学雑誌編集者国際委員会(International Committee of Medical Journal Editors: ICMJE)の発足以来,各国で医学雑誌編集者会議が開かれていること,WHOで発足したGlobal Index Medicus (GIM) に基づく西太平洋地域版(WPRIM)の充実などである.
[3] 英文誌編集委員会の体制強化と英文誌編集委員長の選任について
 将来的に国際農村医学会雑誌と日本農村医学会雑誌の英文誌との統合を見据えて,当英文誌編集委員会の体制強化について話し合われ,委員長に新谷周三先生を指名し,かつ佐久総合病院臨床検査科部長の竹村譲氏に編集委員に加わっていただくことが話し合われ,理事会,評議員会へ提案することになった.
[4] その他
 編集委員会の開催について話し合われた.毎月委員が集まっての形式から,電子メールやFaxを利用した査読,協議するという方式へ前向きに検討することになった.

[4] 学術委員会
1.審議事項
  [1] 第58回日本農村医学会学術総会(神奈川)について
  [2] 平成19年度特別研究プロジェクト事業の実施状況,平成20年度研究計画および新規プロジェクト
     事業の立ち上げについて
  [3] その他
2.審議の内容
[1] 第58回日本農村医学会学術総会(神奈川)について
 第58回学術総会(神奈川)は,別所隆(伊勢原協同病院長)学会長のもとで平成21年11月2日(月)・3日(火),パシフィコ横浜会議センターで開催され,総会テーマは「地域医療を支える−みなとみらいからの挑戦―」とすること,特別講演,シンポジウム等主なる演題の概要が説明され了承された.
[2] 平成19年度特別研究プロジェクト事業の実施状況,平成20年度研究計画および新規プロジェクト事業の立ち上げについて
 3部会より19年度の研究概要と20年度の研究計画についてと新規事業「食と健康部会」の平成20年度計画説明があり,研究方向や研究方法など一部計画の見直しをしながら,引き続き研究を進めることとし,理事会には統括責任者から説明する事とした.
[3] 「特別研究班プロジェクト実施要領」見直しの件について
 立身副理事長から「特別研究班プロジェクト実施要領」の拠点責任者の役割が不要となりつつ在るのでプロジェクト実施要領の中からいわゆる「拠点責任者」といったものを削除してもいいのではないかという提案を第134回理事会に諮る事とした.

[5]国際交流委員会
1.審議事項
  [1] 国際農村医学会の再建・再構築について
     1)学会名の変更
     2)新定款の変更
     3)学会誌について
     4)アジア農村医学会の関わり
     5)学会の予定について
     6)会費について
  [2] 国際農村医学会事務局運営,機能について
  [3] その他
2.審議の概要
[1] 学会名の変更
 本会の名称は,International Association of Rural Health and Medicine(IARM)である.日本名については,委員会でディスカッションの結果「国際保健地域医療学会」で提案することとした.
[2] 新定款の変更
 新定款の変更は,旧定款が古いため,名称の変更とともに少し簡素化し,WHO,ILO等の協力体制も保つようにする予定である.今後は,アショック会長とも検討する予定である.
[3] 学会誌について
 JRMとIARM(国際保健地域医療学会)は学会誌を合同で発行することを決定している.すなわち「Official Journal of JRM and IARM」になるわけで,それを明記する.これについては,編集委員会と国際交流委員会が理事長等を交えて細かいことをまた決めていくということで,1月の理事会に報告できる見込み.
[4] アジア農村医学会の関わり
 アジア農村医学会は国際農村医学会と一緒に開かれることになり,その中で部会としてアジア農村医学会も開催する.したがって,来年のコロンビアの学会は第17回国際農村医学会で,その次に2011年に開かれる予定の上海のアジア農村医学会は,2012年になり第18回のIARMが開催される.
[5] 学会の予定について
 第17回IARMは,2009年10月13日から16日まで,コロンビアのカルタヘナで予定されている.12月中に日本農村医学会の全会員に,案内と一次申込の用紙を配布する.
[6] 会費について
 前回の第133回理事会において日本のサポートの中で国際農村医学会を立ち上げるという再建・再構築ということで,当学会の評議員以上の方はこの学会員になっていただき,年会費は6,000円ということで日本は進めることになった.各国6,000円という額は,各国の経済情勢に事情があるので,これについては,各国が会費を決めて会長に報告して了解したその額を,国ごとに取りまとめて事務局に納める.会員のデータベースも整理しやすくなる.
[7] 国際農村医学会事務局運営,機能について
 「国際農村医学会事務局」が,これから発足,機能する.事務局長に川村理事,総務に夏川理事,広報に高橋理事,会計に川口理事,監事は財政委員長の松井先生にお願いしたい.佐久の市川氏,吉本氏は「事務局補佐」である.
事務局員として会員管理・連絡等については,土浦協同病院に所属している森田氏,会費・会計管理については神田事務局長に参加していただき,日本農村医学会事務局が担当する.また,今後,英語に堪能な事務職員を,パートも含めて積極的に採用していく.


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