理事会・委員会議事録

 

第135回理事会
(平成21年1月30日午後1時から,東京・虎ノ門パストラルホテル新館5階「オーク」において第135回理事会が開かれ次の議案が審議された.)

議題
(1)報告事項
  1)一般報告
  2)委員会報告
     総務委員会
     財政委員会
     編集委員会
     学術委員会
     国際交流委員会
  3)新規プロジェクト事業「農村地域における食と生活と健康に関する研究」の進捗状況について
  4)日本農村医学会地方会の現状調査結果およびホームページ小委員会委員の委嘱について
  5)その他
(2)協議事項
  1) 第17期役員・評議員の選出手続きについて
  2) 第57回日本農村医学会学術総会収支決算および演題の総括について
  3) 第58回学術総会演題募集要領について
  4) 第58回学術総会に対する経費支出について
  5) 第59回学術総会(岩手県)について
  6) 次々期学会長(第60回・平成23年度)の選考手続きについて
  7) 公益法人改革に伴う検討委員会の立ち上げについて
  8) WHO西太平洋地域事務局の日農医誌(和文誌・英文誌)登録承認に伴う和文誌・英文誌投稿規程
    一部変更および英文誌編集委員の変更について
  9)農薬中毒部会・「花卉栽培者の農薬曝露と健康影響に関する調査」の実施について
  10)IARMの事務局運営について
   1)国内会員募集について
   2)今後の運営について
  11) 第17回IARM学術集会について
   1)募集要項,その他
   2)国内参加推進について
  12)平成21年度全共連委託研究課題の推薦について
  13) 事務所の移転について
  14) 今後の会議日程について
  15)その他

国際農村医学会会長Dr. Ashok Patil氏が来日挨拶


 国際農村医学会会長のDr. Ashok Patil氏が28日に来日し,第135回理事会の席上,次のとおり挨拶を行なった.

 農村医学,農村保健のフィールドで働いていらっしゃる私たちの同僚の皆さん,最初に,私をこの重要な会議にお招きいただきまして,お礼を申し上げます.とても光栄に思っています.いつも日本に来るたびに日本が第二の故郷だと感じています.日本に来るたびにいろいろなことを勉強させていただいています.日本農村医学会のすばらしい仕事を拝見していつもそれを祝福するつもりでいます.日本をとても好きなのは,すばらしい人たちとすばらしい日本の風景があるからです.皆さん方はとても誠実で人間的でいらっしゃいます.
 私が日本農村医学会を知りましたのは1988年でした.亡くなった若月先生のお陰で知り合うことができたわけです.彼が亡くなったことは私個人としての損失でもあります.私と若月先生は広い意味での共通のグラウンドがありました.若月先生のように私たちもインドでこの50年間,農村保健の仕事をしてきました.私たちはインドの500もの農村地域で仕事をしています.
 もちろん健康がいちばん大事であることは間違いありません.しかし,いま農村地域での生活あるいは生命で変化が起きています.地球温暖化の面でも農村に影響が及んでいますし,世界の金融恐慌みたいなものも農村に大きな影響を及ぼしています.農村の貧しい人たちはよけい貧しくなっているように思います.私たちの組織,学会はたぶん農村保健を扱うたった一つの組織,学会でしょうから,農村医学にはとても大きな責任があります.
 今年,南米のコロンビアで学会があります.南アメリカのコロンビアの皆さんともこれからどんどん親交していきたいと思っています.国際農村医学会の中での私たちの今の希望は,南米で初めて学会を組織することです.南米での初めての学会,第17回学会は10月13日から16日まで開催されます.ありがたいことにWHOのスポンサーシップも得られていますし,ILO,ICOH(国際労働衛生学会)のスポンサーも得られています.
いま国際農村医学会の新たな定款を作り上げようとしています.議論する議題はとても多いのですが,以上で私のごあいさつを終了させていただきます.またコロンビアで皆さんとお目にかかれればうれしく思います.

第17期役員・評議員の選出手続きが決まる

 総務委員会報告のとおり,第17期役員選出のための手続きが承認された.手続きとしては,3月の初めに個人会員については本人宛に,施設会員については,施設会員の所属施設長宛に役員改選の公示が送付される.それにもとづいて役員(理事・監事),ならびに評議員候補の立候補あるいは推薦が行なわれ,これをもとに各支部毎において候補者の取りまとめが行なわれる.
1.選任の種類 : 任期満了に伴う全員改選
2.役員・評議員の任期 :
     理事・監事  平成21年11月1日から平成23年10月31日までの2年間
     評議員    評議員の選任にかかる理事会(平成21年11月1日開催の第137回理事会・予定)
            終了のときから,2年後の任期満了に伴う次期評議員の選任にかかる理事会
            終了の時まで.
3.選出する役員・評議員の数
     理 事 21名以上25名以内,理事長および副理事長2名を含む.
     監 事 3名以内
     評議員 100名以上150名以内
            第17期役員・評議員の地区別選出数(上限)
4.役員・評議員候補者の要件
 [1] 役員等の候補者となる者は,定款第6条(1)のア)及びイ)に規定する正会員.
 [2] 理事・監事は,「理事・監事推薦内規」により評議員歴3年以上とし,理事は就任日現在の満年齢が
    70歳未満の者とする.
 [3] 評議員は「評議員推薦内規」により,本学会の学術総会あるいは学会誌においてすでに発表を行
    なっていなければならない.
 [4] 評議員で第16期中に特別の理由がなく,評議員会あるいは学術総会に一度も出席していない者は,
    第17期の役員候補者に立候補又は推薦されることができない.

5.役員・評議員選出の手順
 (1) 地区内候補者のとりまとめ
  [1] 候補者のとりまとめは,各地区において支部長を中心に,複数からなる役員等推薦世話人会を
     組織し,候補者の人選を行なう.
  [2] 候補者は,立候補及び理事・監事又は評議員の推薦による者とする.
  [3] 立候補者又は候補者を推薦しようとする者は,支部長に対し次の様式による届をする.なお,
     在任中の役員および評議員候補者の方もデータ整備のため略歴書の提出をする.
      立候補の場合:立候補届(様式1),略歴書(様式3)
      推薦の場合:候補者推薦届(様式2),略歴書(様式3),同意書(様式4)
      届出期限:平成21年3月31日(火)
  [4] 支部長は,地区内候補者の人選結果を理事長宛に報告する.
      (様式5及び6.様式1及び3又は様式2・3及び4を添付)
      提 出 期 限:平成21年5月15日(金)
 (2) 支部長(連絡先)
     北海道・東北地区 大淵 宏道 山本組合総合病院長
                         〒016-0014  秋田県能代市落合字上前田地内
                         Tel(0185)52-3111 Fax(0185)55-0123
     関東・甲信越地区 夏川 周介   佐久総合病院長
                         〒384-0301  長野県佐久市臼田197
                         Tel(0267)82-313 Fax(0267)82-9638
     北陸・東海地区 早川 富博   足助病院長
                         〒444-2351  愛知県豊田市岩神町仲田20
                         Tel (0565)62-1211 Fax(0565)62-1820
     西日本地区 明石 光伸 大分県厚生連鶴見病院長
                         〒874-8585 大分県別府市大字鶴見4333
                         Tel (0977)23-7111 Fax(0977)23-7039
 (3) 役員および評議員候補者の取りまとめ・決定
    5月29日(金)開催の支部長・常任理事合同会議において役員および評議員候補者を協議・内定
   し理事長に答申,7月17日(金)開催の第136回理事会において役員および評議員候補者として決定
   する.
 (4) 選任および承認
  [1] 評議員は,11月1日開催予定の第137回理事会において選任され,第58回通常総会において会員の
     承認をうける.
  [2] 役員(理事および監事)は,11月1日開催予定の第44回評議員会において選任され,第58回通常
     総会において会員の承認をうける.
6.理事長・副理事長の選出
  理事長は,7月の理事候補者決定後に,「理事長選出内規」にもとづく理事長選挙が公示され,第44回
  評議員会における理事選任後に開催される第138回理事会において選挙により選出され,副理事長は
  理事長の推薦により選出される.この結果は,翌日の通常総会に報告される.


第57回日本農村医学会学術総会収支決算を承認

 昨年11月に茨城県・つくば市で開催された第57回日本農村医学会学術総会の収支決算が承認された.収入・支出の総額は26,678千円.

第58回学術総会演題募集要領が決まる

第58回学術総会の演題募集要領が承認された.今回の主な要領は次の通り.
[1] 会員講演の発表形式は,一般演題,ワークショップ,初期臨床研修セッションとし,一般演
題については口演かポスター発表とする.
[2] 演題登録はインターネットによる登録のみとする.
[3] 演題登録がJ‐STAGEの演題登録システムを利用して行なわれることから,登録の締め切りを5月14日(木)とする.
  (詳細は,日本農村医学会雑誌第57巻第5号(1月号)を参照.)

第58回学術総会に対する経費支出を承認

 例年どおり,国内の学術総会に対する経費支出のため500万円の学術総会積立特定資産の取り崩しが承認された.3月末までに第58回日本農村医学会学術総会学会長に対し支出される.

第59回日本農村医学会学術総会について

 次期学術総会の概要が承認された.
I.学会長  立身 政信(岩手大学教授 保健管理センター長)

II.学術総会
  (1)日程 平成22年11月11日(木)・12日(金)
  (2)会場 岩手県盛岡市「岩手県民情報交流センター アイーナ」
        岩手県盛岡市「ホテルメトロポリタン ニューウイング」
  (3)関連行事
    [1]11月 9日(火)
      ・常任理事会
    [2]11月10日(水)
      ・各種委員会
       総務委員会,財政委員会,編集委員会,学術委員会,国際交流委員会
      ・理事会
      ・評議員会
      ・学会長招宴
    [3]11月11日(木)
      ・第59回通常総会
      ・特別研究プロジェクト事業各種部会
      ・会員懇親会
    [4]11月12日(金)
      ・特別研究プロジェクト事業各種部会


委員会報告
 平成21年1月30日午前10時から,東京・虎ノ門パストラルホテルにおいて総務委員会をはじめとする各種委員会が開かれ,午後に開催の第135回理事会への提出議案を中心に審議が行われた.審議事項,審議の概要は次のとおり.
[1] 総務委員会
1.審議事項
    [1] 日本農村医学会地方会の現状調査結果およびホームページ小委員会委員の委嘱について
    [2] 第17期役員・評議員の選出手続きについて
    [3] 次々期学会長(第60回・平成23年度)の選考手続きについて
    [4] 公益法人改革に伴う検討委員会の立ち上げについて
    [5] 事務所の移転について
    [6] 今後の会議日程について
    [7] その他
2.審議の概要
[1] 日本農村医学会地方会の現状調査結果およびホームページ小委員会委員の委嘱について
 平成17年4月から開設しているホームページの利用状況と地方会の現状調査結果について,ホームページ小委員会の資料をもとに審議しこれを理事会の報告事項として報告することにした.特に,地方会で独自のホームページを開設しているところは九州農村医学会だけなので開設の検討を理事にお願いすることとした.
また,ホームページ小委員会委員の委嘱については,委員の任期が満了しているので,引き続き明石光伸(大分県厚生連鶴見病院長),坂本哲也(秋田組合総合病院名誉院長),服部光治(取手協同病院内科部長)の各先生を委嘱することを総務委員会で決定し,辞任された近藤國和(安城更生病院内分泌内科代表部長)先生の後任には北陸・東海地区の早川支部長に人選を依頼することにした.なお,任期は1年間,無報酬である.
[2] 第17期役員・評議員の選出手続きについて
 現役員・評議員は本年10月末をもって任期が満了するのに備え,次期の役員・評議員の選出手続きについて審議した.その結果,従来どおり役員については評議員会で選任する.評議員についても従来どおり評議員推薦内規第3条に基づき,各支部からの推薦を求めることとした.以上を理事会の協議に付する.
[3] 次々期学会長(第60回・平成23年度)の選考手続きについて
次々期学会長(平成23年度・第60回)の選考手続きについては,平成19年7月に常任理事会,理事会が制定した「学術総会会長の選考にかかる申し合わせ」にもとづき公募により進めることとした.
[4] 公益法人改革に伴う検討委員会の立ち上げについて
 昨年,11月に開催した第134回理事会 ・第43回評議員会・第57回通常総会において「公益社団法人移行の考え方および検討組織の立ち上げについて」が承認されたことに伴い,公益社団法人検討委員会の構成と本学会としての対応スケジュールを理事会の協議に付することにした.
[5] 事務所の移転について
 日本農村医学会事務局が入居しているJAビルの取り壊しに伴い,本年5月上旬に移転することを理事会の協議に付することにした.
[6] 今後の会議日程について
 今後の会議日程について了承し,事務局長から提案することとした.

[2] 財政委員会
1.審議事項
    [1] 第57回日本農村医学会学術総会収支決算および演題の総括について
    [2] 第58回学術総会に対する経費支出について
    [3] その他
2.審議の概要
    [1]第57回日本農村医学会学術総会収支決算および演題の総括について
      原案どおり了承し,このまま理事会の協議に付することとした.
    [2]第58回学術総会に対する経費支出について
      第58回学術総会に対する経費支出を確定するには,学術総会助成積立特定資産取扱規定第3条
     第2項により理事会の議決を経ることになっている.財政委員会としては,500万円の助成金支出
     を了承し,このまま理事会の協議に付することとした.
    [3]その他
     ア.今後,厚生連以外の者が学術総会を主宰する場合には,財政的に困難な面があるので,学術
       総会助成積立特定資産額の範囲内で助成金を支出する特別措置を講ずることが望ましいと
       打ち合わせた.
     イ.第57回日本農村医学会学術総会に際しては,社会的状況が困難さを増す中,椎貝学会長には
       特段のご努力を頂いたことに対し感謝する.

[3] 編集委員会
1.審議事項
    [1] 日本農村医学会雑誌の発行状況について
    [2] 第57回日本農村医学会学術総会の演題総括について
    [3] 第58回学術総会演題募集要領について
    [4] 第59回学術総会(岩手県)について
    [5] WHO西太平洋地域事務局の日農医誌(和文誌・英文誌)登録承認に伴う和文誌・英文誌
       投稿規程一部変更および英文誌編集委員の変更について
    [6] 第11回研究奨励賞選考委員会の日程について
    [7] その他
2.審議の概要
    [1]日本農村医学会雑誌の発行状況について
      第57巻5号(1月号)は,第58回学術総会の演題募集要領が理事会で決定次第印刷発行する.
      第57巻6号(3月号)についても応募原稿の数から発行可能と思われる.本日新原稿(報告2),
      書き直し戻り(症例報告1.地方会1)につき審査を行なった
    [2]第57回日本農村医学会学術総会の演題総括について
      資料により第57回日本農村医学会学術総会の演題総括について,説明報告を受け審議了承
      した.
    [3]第58回学術総会演題募集要領について
      理事会資料(学会雑誌の原稿・再校)を別所学会長が説明し了承を得た.
    [4]第59回学術総会(岩手県)について
      資料により第59回学術総会(岩手県)について,説明報告を受け審議了承した.
    [5]WHO西太平洋地域事務局の日農医誌(和文誌・英文誌)登録承認に伴う和文誌・英文誌投稿
      規程一部変更および英文誌編集委員の変更について
      新谷英文誌編集委員長から経過と投稿規程一部変更について説明報告を受け審議了承した.
      なお,大久保充人英文誌編集委員の辞任により新しい英文誌編集委員として染川可明先生の
      推薦を了承した.
    [6]第11回研究奨励賞選考委員会の日程について
      第11回研究奨励賞選考委員会の日程については,平成21年7月16日午後4時30分から立身学術
      担当副理事長,早川和文誌編集委員長,新谷英文誌編集委員長,浜田学術委員長の立会いに
      より選考委員会を開催することとした.
    [7]その他
     1)名誉理事長 登内 眞先生の追悼文を藤原理事長,林雅人(名誉理事長),真田勝弘先生
       もしくは椎貝達夫先生に依頼することに決定した.
     2)2月からメールを使用した編集会議を開始することとした.

[4] 学術委員会
1.審議事項
    [1] 第57回日本農村医学会学術総会の演題総括について
    [2] 第58回学術総会演題募集要領について
    [3] 第59回学術総会(岩手県)について
    [4] 農薬中毒部会・「花卉栽培者の農薬曝露と健康影響に関する調査」の実施について
    [5] 平成21年度全共連委託研究課題の推薦について
    [6] 新規プロジェクト事業「農村地域における食と生活と健康に関する研究」の進捗状況について
    [7] 特別研究班プロジェクト実施要領の見直しについて
    [8] 第11回研究奨励賞選考委員会の日程について
    [9] その他
2.審議の内容
    [1]第57回日本農村医学会学術総会の演題総括について
     資料により第57回日本農村医学会学術総会の演題総括について,説明報告を受け審議了承した.
    [2]第58回学術総会演題募集要領について
     資料により第58回学術総会演題募集要領について,説明報告を受け審議了承した.
    [3]第59回学術総会(岩手県)について
     資料により第59回学術総会(岩手県)について説明報告を受け,審議了承した.
    [4]農薬中毒部会・「花卉栽培者の農薬曝露と健康影響に関する調査」の実施について
     特別研究班プロジェクト事業農薬中毒部会・「花卉栽培者の農薬曝露と健康影響に関する調査」
     の実施については,7月17日に倫理委員会の承認を得た後研究の開始時期を本年8月1日からと
     したい旨の説明を夏川部会長から受けた.
    [5]平成21年度全共連委託研究課題の推薦について
     出席学術委員4名により既に継続研究の1課題を推薦対象外として順位付けを行ない,最小点の
     2研究を推薦することとした.
    [6]新規プロジェクト事業「農村地域における食と生活と健康に関する研究」の進捗状況について
     資料により新規プロジェクト事業「農村地域における食と生活と健康に関する研究」の進捗状況
     について,説明報告を受け審議了承した.
    [7]特別研究班プロジェクト実施要領の見直しについて
     実施要領の3.プロジェクトの組織の部分改定とその文言修正など見直しの提案を審議し,次回
     常任理事会に提案した後,理事会の承認を得ることとした.
    [8]第11回研究奨励賞選考委員会の日程について
     平成21年度(第11回)研究奨励賞選考委員会は,7月16日の常任理事会の前に行ない,そのメン
     バーは立身学術担当副理事長,早川編集委員長,新谷英文誌編集委員長,浜田学術委員長の立会
     いで開票し,それまでに全委員による評点付けを行なうことにした.また内規の改定も次回理事
     会に諮る.

[5]国際交流委員会
1.審議事項
    [1] IARM(国際保健地域医療学会・旧国際農村医学会)の約款の制定について
    [2] IARMの会費および会員について
    [3] IARMの学会誌について
    [4] IARMの事務局について
    [5] 17回IAAMRH(コロンビア)の参加促進について
    [6] 17回IAAMRHへの日本農村医学会からの関与について
2.審議の概要
    [1]IARM(国際保健地域医療学会・旧国際農村医学会)の約款の制定について
     約款の承認は,ASHOK V PATIL会長出席のもと前日の常任理事会において,おおむね得られた
     ので,本日の理事会で会長からその旨を説明してもらう.学会の新名称をはじめ会長の裁断で
     決定されたものはすすめていくが,細部において手直しが必要な部分はそれをすすめて,10月
     の総会において正式決定に至る.
    [2]IARMの会費および会員について
     会費は,WHOのきめている各国の銀行ランクに沿って,3〜5段階の設定をする.各国の会員
     整理は事務局担当国として,わが国から進める.
    [3]IARMの学会誌について
     学会誌は,日本農村医学会誌の英文誌JRMと一緒にする.つまりJRMは,JARMとIARMのofficial
     journalになるので,その旨雑誌の表紙に明記する.
    [4]IARMの事務局について
     IARMの事務局は,日本農村医学会事務局の運営の一環としてすすめ,その特異性を鑑み徐々に
     国際学会事務局としての体制を確立していく.
    [5]17回IAAMRH(コロンビア)の参加促進について
     17回IAAMRHには,事務局設置国として多くの参加者を募る.
    [6]17回IAAMRHへの日本農村医学会からの関与について
     17回IAAMRHにおいて,日本農村医学会員から2題のkeynote addressの他多くの演題発表をし,
     座長にも多くの人が指名されるので,責任を果たすようにしていく.



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