第147回理事会の概要について

 

本学会は第147回理事会を、平成24年1月27日(金)午後1時から、東京ガーデンパレスにおいて開催した。

当日は、藤原秀臣理事長(総合病院土浦協同病院名誉院長)が開会の挨拶を述べ、続いて第61回学術総会会長の塩飽邦憲理事（島根大学医学部環境予防医学教室教授）および角田文男名誉会員(岩手医科大学名誉教授)、松島松翠名誉会員（佐久総合病院名誉院長）からご挨拶をいただき、定款の規定により、藤原理事長を議長に議事に入った。

 

１．報告事項

（１）一般報告

（２）委員会報告

（３）ホームページの利用状況について

（４）日本農村医学会雑誌に係る編集業務の進捗状況について

（５）日韓共同「農作業安全シンポジウム」について

（６）国際地域医療保健学会について

（７）平成23年度日本医学会分科会用語委員会について

（８）その他

 

２．協議事項

（１）第60回学術総会(岐阜県)の収支決算および総括について

（２）第61回学術総会(島根県)に係る演題募集等について

（３）第62回学術総会(福島県)の概要について

（４）第63回(平成26年度)学術総会会長の選考手続きについて

（５）創立60周年記念式典について

（６）創立60周年記念誌について

（７）平成24年度ＪＡ共済連委託研究に係る課題の推薦について

（８）平成24年度研究奨励賞の選考手続きについて

（９）今後の主要会議日程について

（10）その他

 

３．特記事項

　(1)一般報告

11月 8日(火) 常任理事会を開催した。(岐阜市・岐阜都ホテル)

　　11月 9日(水)　１．創立60周年記念誌討論会その１を開催した｡ (同上)

２．創立60周年記念式典実行委員会および委員会（総務・財政・編集・学術・国際交流）を開催した｡ (同上)

３．第145回理事会を開催した｡(同上)

４．第46回評議員会を開催した。(同上)

11月10日(木) 　 ＜第60回学術総会・第１日目＞

１．特別研究プロジェクト「農機具災害部会」ならびに「農薬中毒部会」を開催した。(同上)

２．第60回通常総会を開催した。(岐阜市・長良川国際会議場)

３．第146回理事会を開催した｡(岐阜市・岐阜都ホテル)

11月11日(金) 　 ＜第60回学術総会・第２日目＞

　特別研究プロジェクト「農村の食と健康部会」ならびに「農村の生活習慣病部会」を開催した。(岐阜市・岐阜都ホテル)

　　11月30日(水)　日韓共同「農作業安全シンポジウム」に、立身副理事長および大浦・浅沼評議員が参加した。（韓国・国会講堂)

　　12月 3日(土)　創立60周年記念誌討論会その２を開催した｡

(東京・八重洲富士屋ホテル)

　　12月20日(火)　平成23年度日本医学会分科会用語委員会に新谷理事が出席した。(東京・日本医師会館)

　　12月21日(水)　第５回倫理委員会（書面）を開催し、特別研究プロジェクト「農村の食と健康部会」の早川富博統括責任者に結果を通知した。（申請内容：発芽玄米摂取による糖・脂質代謝改善等の臨床研究の終了時期延長、結果：承認）

平成24年

　　１月13日(金)　第60回学術総会事務局(岐阜県)、第61回同事務局(島根県)、第62回同事務局(福島県)合同の事務引継ぎ打合せ会を開催した。(東京・ＪＡ全厚連会議室)

 

(2) 委員会報告

　当日は第147回理事会に先立ち、午前10時から創立60周年記念式典実行委員会および編集委員会が開催された。

　また、午前10時30分からは、総務委員会、財政委員会、学術委員会、国際交流委員会−の各委員会が開催され、午後に開催する理事会の提出議案を中心に審議を行った。各委員会における審議事項は、次のとおり。

 

［創立60周年記念式典実行委員会］

(委員長:明石光伸・大分県厚生連鶴見病院名誉院長)

1) 創立60周年記念式典について

2) その他

 

［総務委員会］(委員長:明石光伸・大分県厚生連鶴見病院名誉院長)

1) ホームページについて

2) 第60回学術総会(岐阜県)の収支決算および総括について

3) 第61回学術総会(島根県)に係る演題募集等について

4) 第62回学術総会(福島県)の概要について

5) 第63回(平成25年度)学術総会会長の選考手続きについて

6) 今後の主要日程について

7) その他

 

［財政委員会］(委員長: 守田知明・周東総合病院長)

1) 第60回学術総会(岐阜県)の収支決算および総括について

2) その他

 

［編集委員会］(委員長:早川富博・足助病院長)

1) 日本農村医学会雑誌に係る編集業務の進捗状況について

2) 日本医学会「分科会用語委員会」について

3) 第60回学術総会(岐阜県)の収支決算および総括について

4) 第61回学術総会(島根県)に係る演題募集等について

5) 創立60周年記念誌について

6) 平成24年度研究奨励賞の選考手続きについて

7) その他

 

　［学術委員会］(委員長:浜田正行・鈴鹿中央総合病院長)

1) 日韓共同「農作業安全シンポジウム」について

2) 日本医学会「分科会用語委員会」について

3) 第60回学術総会(岐阜県)の収支決算および総括について

4) 第61回学術総会(島根県)に係る演題募集等について

5) 第62回学術総会(福島県)の概要について

6) 第63回(平成25年度)学術総会会長の選考手続きについて

7) 特別研究プロジェクトについて

8) 平成24年度ＪＡ共済連委託研究に係る課題の推薦について

9) 平成24年度研究奨励賞の選考手続きについて

10) その他

 

　［国際交流委員会］(委員長:新谷周三・ＪＡとりで総合医療センター院長)

1) 国際地域医療保健学会について

　　2) その他

 

(3) 日韓共同「農作業安全シンポジウム」について

　　　　平成23年11月30日に開催された日韓共同「農作業安全シンポジウム」について立身政信副理事長が報告した。

テーマは「強小農（小規模でも強い安全な農業）は健康な農業者から」で、日本からは、立身副理事長、浅沼信治評議員、大浦栄次評議員、三廻部眞己評議員（韓国農村振興庁からの招聘）の他、日本農業新聞社から３名が参加し、また、韓国からは農村振興庁のミン スンギョ長官をはじめ、大韓職業環境医学会、国会議員ら150人が参加し主題発表や討論会を行った。また、「農作業事故防止を強化するための日韓提言」が採択された。

 

(4) 国際地域医療保健学会について

国際交流委員長の新谷理事が、第18回国際地域医療保健学会学術総会の日程変更（2012年12月10日（月）〜12日（水）に変更）、演題登録方法等について報告した。また、英文誌（Journal of Rural Medicine）およびJARM会員リストについて報告した。

 

(5) 第60回学術総会(岐阜県)の収支決算および総括について

　　平成23年11月10日と11日、「地域医療を守るための意識改革−限りある医療資源の活用に向けて−」をメインテーマに、岐阜県岐阜市で開催した第60回学術総会について、田中孜・学会長（ＪＡ岐阜厚生連 中濃厚生病院長）が決算および概要を報告した。

参加者は２日間で延べ約2,200人、一般演題435題（内訳：口演220題、ポスター215題）、臨床研修医セッション24題、ワークショップ３題を実施したほか、「地域医療を守るための意識改革」「農村の食と健康」についてシンポジウムを行ったことなどを説明し、承認された。

 

(6) 第61回学術総会(島根県)に係る演題募集等について

　　平成24年11月１日(木)、２日(金)に島根県松江市において開催する第61回学術総会の演題募集等について、塩飽邦憲・学会長（島根大学医学部環境予防医学教室教授）が説明し、承認された。(詳細：本学会ホームページに別掲)

 

(7) 第62回学術総会(福島県)の概要について

平成25年11月７日(木)、８日(金)の２日間にわたり、福島県福島市において開催予定の第63回学術総会の概要について、前原和平・学会長（ＪＡ福島厚生連白河厚生総合病院長）が説明し、承認された。

 

(8) 第63回(平成26年度)学術総会会長の選考手続きについて

　　次々期の第63回(平成26年度)学術総会会長の選考について、これまでの申し合わせの通り、理事の中から自薦(立候補)により選出することなどを決定した。

 

(9) 創立60周年記念式典について

　　平成24年７月７日に開催する創立60周年記念式典の開催概要および参加者・招待者について承認された。概要は以下のとおり。

　　　　日時：平成24年７月７日（土）午後４時から

　　　　場所：ホテルオークラ東京　本館1階「平安の間」

　　　　内容：記念式典（記念講演：三浦雄一郎氏）および記念祝賀会

 

(10) 創立60周年記念誌について

記念誌の内容等について承認された。

 

(11) 平成24年度ＪＡ共済連委託研究に係る課題の推薦について

　　18件の応募があり、学術委員会における審査を踏まえ、ＪＡ共済連への推薦順位を協議、決定した。

 

(12) 平成24年度研究奨励賞の選考手続きについて

　日本農村医学会雑誌および文書による募集を経て、編集委員を中心に構成する選考委員会における厳正な審査により、本年７月開催の第148回理事会において決定する予定であることを提案し、了承された。

 

(13) その他

1)　特別研究プロジェクト実施要領の見直しについて

浜田学術委員長が、学術委員会において実態に即した見直しを進めており、次回第148回理事会で提案予定であることを報告した。

2)　ホームページの刷新について

明石総務委員長が、ホームページを刷新していく方向であること、そのために、ホームページ小委員会委員の委嘱を次回理事会で提案することを報告した。

 

以　上