理事会の概要

148回理事会の概要について

 

本学会は第148回理事会を、平成24720()午後1時から、東京・ガーデンパレスにおいて開催した。

当日は冒頭、故川村功評議員(下都賀総合病院名誉院長)のご逝去を悼み黙祷が捧げられた後、藤原秀臣理事長(総合病院土浦協同病院名誉院長)が開会の挨拶を述べた。

続いて、角田文男・名誉会員(岩手医科大学名誉教授)および寺井継男・名誉会員(帯広厚生病院名誉院長)からご挨拶をいただいた。

その後、第61回学術総会会長の塩飽邦憲理事(島根大学理事・副学長)が挨拶し、藤原理事長を議長に議事に入った。

 

1.報告事項

() 一般報告     

(2)委員会報告 

(3)創立60周年記念事業について

() 農林水産省補助事業「農作業事故の対面調査」について

(5)全国農作業事故防止対策連絡協議会について

(6)平成24年度JA共済連委託研究事業について

(7)日本医学会について  

(8)その他

 

2.協議事項

(1)第61回学術総会プログラムについて             

(2)決算に係る理事会の開催について

(3)第61回通常総会の提出議案等について

(4)平成24年度日本農村医学会賞・金井賞および日本農業新聞賞の推薦について

(5)平成24年度研究奨励賞について

(6)第62回学術総会(福島県)について

(7)第63(平成26年度)学術総会会長の推薦について

(8)平成23年度特別研究助成積立特定資産の取り崩しについて

(9)第62回学術総会に係る学術総会助成積立特定資産の取り崩しについて

(10)平成23年度収支決算見込みについて        

(11)平成24年度事業計画および収支予算(素案)について

(12)特別研究プロジェクト事業の実施状況と平成24年度研究計画について

(13)平成25年度JA共済・交通事故医療研究助成の募集について

(14)国際地域医療保健学会について

(15)ホームページについて

(16) 諸規程等の変更について

(17) 今後の会議日程について

(18)その他

 

3.特記事項

() 一般報告

平成24

1月26() 常任理事会を開催した。終了後、「農村の食と健康部会」研究テーマ「発芽玄米」について、河野哲也・JA雲南アドバイザー・薬学博士よりレクチャーを拝聴した。(東京ガーデンパレス)

1月27() 1.創立60周年記念式典実行委員会および各委員会(総務・財政・編集・学術・国際交流)を開催した。(同上)

2.第147回理事会を開催した。(同上)

2月7日() 〜8日(平成23年度農水省補助事業「農作業事故対面調査結果検討会」を開催した。(東京・JAビル27階「JA全厚連会議室」)

2月22() 第79回日本医学会定例評議員会に藤原理事長が出席した。 (東京・日本医師会館)

4月6日() 平成24年度農水省補助事業「農作業事故の対面調査事業」応募申請書を農林水産大臣に提出した。

4月20() 常任理事会を開催した。(JA全厚連会議室)

5月18() 記念誌に係る臨時編集委員会を開催した。(JA全厚連会議室)

5月24() 農林水産大臣より補助事業の交付決定通知書を受領した。

5月25() 第5回全国農作業事故防止対策連絡協議会を開催した。(JA全厚連会議室)

6月8日() ホームページ小委員会および創立60周年記念式典実行委員会を開催した。(JA全厚連会議室)

6月9日() 平成24年度農水省補助事業「全体検討会」を開催した。(東京・八重洲富士屋ホテル)

6月23() 日農医誌掲載に係る「看護師・医療技術者座談会」を開催した。

テーマ:「包括的地域医療における看護師・医療技術者の役割」

司 会:別所隆・玉置久雄編集委員(東京・八重洲富士屋ホテル)

6月28() 平成24年度農水省補助事業「調査・事前研修会」を開催した。(JA全厚連会議室)

7月7日() 創立60周年記念式典を開催した。(ホテルオークラ東京)

 

() 委員会報告

148回理事会に先立ち、7月20()午前11時から、総務委員会、財政委員会、編集委員会、学術委員会、国際交流委員会−の各委員会を開催し、理事会提出議案を中心に審議等を行った。

   各委員会における主な審議事項は、次のとおり。

 

[総務委員会](委員長:明石光伸・大分県厚生連鶴見病院名誉院長)

1) 創立60周年記念事業について     

2) 日本医学会について

3) 決算に係る理事会の開催について

4) 第61回通常総会の提出議案等について    

5) 第62回学術総会(福島県)について 

6) 第63(平成26年度)学術総会会長の推薦について

7) 平成24年度事業計画および収支予算(素案)について      

8) ホームページについて     

9) 諸規程の変更について

 

[財政委員会](委員長:守田知明・周東総合病院長)

1) 創立60周年記念事業について     

2) 平成23年度特別研究助成積立特定資産の取り崩しについて

3) 第62回学術総会に係る学術総会助成積立特定資産の取り崩しについて

4) 平成23年度収支決算見込みについて      

5) 平成24年度事業計画および収支予算(素案)について      

 

[編集委員会](委員長:早川富博・足助病院長)

1) 創立60周年記念事業について      

2) 日本農村医学会雑誌に係る編集業務の進捗状況について

3) 第61回学術総会プログラムについて

4) 平成24年度研究奨励賞について    

 

[学術委員会](委員長:浜田正行・鈴鹿中央総合病院長)

1) 農林水産省補助事業「農作業事故の対面調査」について    

2) 全国農作業事故防止対策連絡協議会について

3) 平成24年度JA共済連委託研究事業について      

4) 日本医学会について 

5) 第61回学術総会プログラムについて

6) 平成24年度日本農村医学会賞・金井賞および日本農業新聞賞の推薦につい    て

7) 平成24年度研究奨励賞について    

8) 第62回学術総会(福島県)について  

9) 第63(平成26年度)学術総会会長の推薦について 

10)特別研究プロジェクト事業の実施状況と平成24年度研究計画について

11)平成25年度JA共済・交通事故医療研究助成の募集について      

 

[国際交流委員会](委員長:新谷周三・JAとりで総合医療センター院長)

1) 国際地域医療保健学会について 他

 

() 創立60周年記念事業について

   平成24年7月7日に、ホテルオークラ東京 本館1階「平安の間」にて開催した創立60周年記念式典は会員、招待者合わせて約200名が参加した。また、同日、記念誌を配布するとともに、後日、会員等に送付した。式典次第は以下のとおり。

 

    【式次第】

 記念式典 1600 1650

開会のことば    日本農村医学会        副理事長 立身政信

式    辞    日本農村医学会         理事長 藤原秀臣

来 賓 祝 辞     日本医学会            会長 久史麿 様

社団法人日本医師会         会長 横倉義武 様

農林水産省    生産局生産振興審議官 雨宮宏司 様

全国厚生農業協同組合連合会

経営管理委員会会長 奥野岩雄 様

祝 電 披 露    

閉会のことば    日本農村医学会         副理事長 早川富博

 

特別講演( 1650 1800

     冒険家  三浦 雄一郎 氏  “「生きがい」〜人生の最高峰を目指して

 

記念祝賀会 1800 2000

開会のことば    創立60周年記念式典       実行委員長 明石光伸

            日本農村医学会         理事長 藤原秀臣

来 賓 祝 辞   日本病院団体協議会        議長 深尾 立 様

全国農業協同組合中央会     常務理事 伊藤澄一 様

岩手医科大学         名誉教授 角田文男 様

       杯   日本診療情報管理学会      理事長 大井利夫 様

万 歳 三 唱   株式会社日本農業新聞    常務取締役 武井 深 様

          創立60周年記念式典      実行副委員長 田中 孜


 

()農林水産省補助事業「農作業事故の対面調査」について

   農林水産省の平成24年度産地活性化総合対策事業推進費補助金等の「農作業事故の対面調査事業」(補助金の額:1358.6万円)は日本農村医学会が実施主体者となることが決定し、農作業事故の実態把握および、高齢農業者対策としてDVDによる教材を作成することを報告した。

 

() 全国農作業事故防止対策連絡協議会について

   平成22年5月、本学会およびJA全中を始めJA中央機関が会員となって発足した全国農作業事故防止対策連絡協議会の第5回協議会が平成24年5月25日に開催された。同協議会では、農水省生産局技術普及課の小川室長が農作業安全対策についての情勢報告を行った。また、各団体から農作業安全対策の取組みが報告された。平成24年度活動内容が協議され、引き続き連携して広報活動を行うことや、農水省農作業事故対面調査結果の共有化・活用を図ることが承認された。

 

() 平成24年度JA共済連委託研究事業について

   平成24年度JA共済連委託研究事業6件の研究課題が決定したことが報告された。(研究内容は本会ホームページ、主な事業、「委託研究事業」に掲載)

 

()61回学術総会プログラムについて

   学会長の塩飽邦憲理事(島根大学理事・副学長)から、本年11月1日()・2日()の両日に開催する学術総会に係るプログラムの詳細等について説明があり、承認された。(概要:本会ホームページに別掲)

 

()61回通常総会の提出議案等について

  第61回通常総会の日時・場所・提出議案等について以下のとおり決定した。

1)日時:平成2411月1日()午前11時から午前1145分まで

2)場所:島根県松江市 島根県民会館 1階「大ホール」

3)提出議案

1号議案 平成23年度貸借対照表・正味財産増減計算書・財産目録の承認に関する件

2号議案 顧問の承認に関する件

3号議案 次々期(平成26年度・第63)学術総会会長の承認に関する件

4)報告

1] 平成23年度事業報告ならびに収支計算書について

2] 平成23年度公益目的支出計画実施報告書について

3] 平成24年度事業計画および収支予算について

4] 農村医学振興基金取扱規程の変更について

5] 学術総会助成積立特定資産取扱規程、特別研究助成積立特定資産取扱

規程、創立60周年事業積立特定資産取扱規程の変更について

 

() 平成24年度日本農村医学会賞・金井賞および日本農業新聞賞の推薦について

   日本農村医学会賞は別所隆氏(本学会理事、平塚市病院事業管理者)に、また金井賞は飯田健康モデル協議会(島根県益田市)に決定した。

   日本農業新聞賞については、李 敬淑(イ キョンシュク)氏(韓国 ()農村振興庁 国立農業科学院 農業研究官)の日本農業新聞社への推薦を決定した。表彰式は、第61回通常総会終了後に行うこととしている。

 

(10) 平成24年度研究奨励賞について

   編集委員等からなる選考委員会の審査を経て、次の各氏に授与することを決定した。表彰式は、第61回通常総会終了後に行うこととしている。

 

[和文誌]

<医師・研究者部門>

「ブドウ果房管理作業における負担の実態」[601号(2011.5]

辻村 裕次(滋賀医科大学社会医学講座衛生学部門)

<コ・メディカル部門>

「重度認知症患者の在宅介護が継続できた要因―家族介護者からの聞 き取り調査―」[594号(2010.11]

塚原 貴子(川崎医療福祉大学 医療福祉学部 保健看護学科)

[英文誌]

<医師・研究者部門>

Collaboration between Hepatologists and Primary Care Physicians in Treating Patients with Chronic Hepatitis C」[Vol.6-22011.11)]

田沢 潤一(土浦協同病院)

 <コ・メディカル部門>

     (該当者なし)

 

(11) 62回学術総会(福島県)について

   次期学会長の前原和平理事(白河厚生総合病院長)から、平成2511月7日()・8日()の両日、福島ビューホテル、ホテル福島グリーンパレス、コラッセふくしまにおいて開催する学術総会について説明があり、承認された。

 

(12) 63(平成26年度)学術総会会長の推薦について

   関東甲信越地区支部長の夏川周介理事から藤原秀臣理事長(総合病院土浦協同病院名誉院長)の推薦届が提出され、協議の結果、次々期学会長に承認された。

 

(13) 特別研究プロジェクト事業の実施と平成24年度研究計画について

   「農薬中毒」、「農機具災害」、「農村の生活習慣病」、「農村の食と健康」の4プロジェクト事業における平成23年度研究概要および平成24年度研究計画が承認された。(本会ホームページ、主な事業、「特別研究班事業の概要」に掲載)

 

(14) 国際地域医療保健学会について

    第18回国際地域医療保健学会学術総会について以下のとおり報告された。また、国際地域医療保健学会副会長の故川村功氏(本学会評議員)の英文誌追悼文について報告された。

1) 期 日:201212月5日(水)〜8日(土)

2) 場 所:Kala Academy, Panaji, Goa, India

3) 学会長:Dr. Ashok  Patil (国際地域医療保健学会 会長)

4) テーマ:Challenges for Rural Medicine in the Global village

 

(15) ホームページについて

   ホームページ小委員会委員の委嘱およびHPトップページの画面構成・背景画・文字等について変更案が示され、承認された。(HPトップページリニューアル済)

 

(16)諸規程等の変更について

   一般社団法人及び一般財団法人に関する法律に基づく変更及び実態に即した見直しを行うため、諸規程等の変更案が示され、承認された。主な諸規程の変更は以下のとおり。(変更規程は本会ホームページ、「規程」に掲載)

 1) 農村医学振興基金取扱規程において、総会の決議事項となっている、「取り崩し」および「規程の改廃」について、理事会の決議事項に変更する。

2) 学術総会・特別研究助成積立・創立60周年事業積立特定資産取扱規程について 1)と同様「取り崩し」および「規程の改廃」について、理事会の決議事項に変更する。

3) 特別研究プロジェクト実施要領について、拠点責任者の廃止およびデータの収集方法について変更する。

4) 評議員の任期に関する運用内規について、定款で任期が定められたため、廃止する。

 

(17)その他

  藤原理事長が地方会の現状、また、位置づけについて今後検討していきたいと述べた。

 

以上



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