第160回理事会の概要について
本学会は第160回理事会を、平成27年1月23日(金)午前10時から、東京ガーデンパレスにおいて開催した。
当日は冒頭、早川富博理事長(足助病院長)が開会のあいさつを述べた後、矢吹英彦理事(遠軽厚生病院長)が理事就任の挨拶をした。続いて、名誉理事長の藤原秀臣先生(総合病院土浦協同病院名誉院長)と名誉会員の角田文男先生(岩手医科大学名誉教授)からご挨拶をいただいた。第64回学術総会会長の菊地顕次理事(由利組合総合病院長)より挨拶をいただき、定款の規定により、早川理事長を議長に議事に入った。
1.報告事項
(1)一般報告
(2)委員会報告
(3)ホームページの利用状況について
(4)日本農村医学会雑誌に係る編集業務の進捗状況について
(5)第6回日韓合同「農作業安全シンポジウム」について
(6)全国農作業事故防止対策連絡協議会について
(7)日本医学会について
(8)その他
2.協議事項
(1)第63回学術総会(茨城県)の収支決算および総括について
(2)第64回学術総会(秋田県)に係る演題募集等について
(3)第65回学術総会(三重県)の概要について
(4)第66回(平成29年度)学術総会会長の選考手続きについて
(5)役員・評議員等の選出手続きについて
(6)平成27年度JA共済連委託研究に係る課題の推薦について
(7)平成27年度研究奨励賞の選考手続きについて
(8)日本農業新聞賞について
(9)用語集の改訂について
(10)和文誌投稿規程の変更について
(11)国際農村医学会について
(12)今後の会議日程について
(13)その他
3.特記事項
(1)一般報告
平成26年 |
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11月 11日(火) |
常任理事会を開催した。(オークラつくばアネックス) |
11月 12日(水) |
1.各種委員会(総務・財政・編集・学術・国際交流)を開催した。(同上) |
2.第159回理事会を開催した。(同上) |
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3.第49回評議員会を開催した。(同上) |
11月 13日(木) |
<第63回学術総会・第1日目> 1.特別研究プロジェクト「農機具災害部会」を開催した。 (同上) 2.特別研究プロジェクト「農村の生活習慣病部会」を開催した。(つくば国際会議場) |
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3.第63回通常総会を開催した。(同上) |
11月 14日(金) |
<第63回学術総会・第2日目> 1.特別研究プロジェクト「農村の食と健康部会」を開催した。(オークラつくばアネックス) 2.特別研究プロジェクト「農薬中毒部会」を開催した。 (つくば国際会議場) |
11月 15日(土) |
<第63回学術総会サテライト研修会> 第6回日韓合同「農作業安全シンポジウム」を開催し、農林水産省農林水産研修所つくば館水戸ほ場を視察した。 (つくば国際会議場) |
11月28日(金) |
第5回日本医学会分科会利益相反会議に立身副理事長が出席した。(日本医師会館) |
12月19日(金) |
平成26年度日本医学会分科会用語委員会に新谷理事が出席した。(同上) |
平成27年 |
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1月 9日(金) |
平成26年度(第2回)農作業危険個所改善コンクール審査会(全国農作業事故防止対策連絡協議会主催)を開催した。 (JAビル27階「全中第1中会議室」) |
1月16日(金) |
第63回学術総会事務局(茨城県)、第64回同事務局(秋田県)、第65回同事務局(三重県)合同の事務引継ぎ会を開催した。 (JA全厚連役員応接室) |
(2) 委員会報告
当日は第160回理事会に先立ち、午前9時から、総務委員会、財政委員会、編集委員会、学術委員会、国際交流委員会の各委員会が開催され、午前10時から開催する理事会の提出議案を中心に審議を行った。各委員会における審議事項は、次のとおり。
[総務委員会](委員長:明石光伸・大分県厚生連鶴見病院名誉院長)
1) 一般報告
2) ホームページの利用状況について
3) 第63回学術総会(茨城県)の収支決算および総括について
4) 第64回学術総会(秋田県)に係る演題募集等について
5) 第65回学術総会(三重県)の概要について
6) 第66回(平成29年度)学術総会会長の選考手続きについて
7) 役員・評議員等の選出手続きについて
8) 日本農業新聞賞について
9) 和文誌投稿規程の変更について
10) 今後の会議日程について
11) その他
[財政委員会](委員長: 守田知明・周東総合病院長)
1) 第63回学術総会(茨城県)の収支決算および総括について
2) その他
[編集委員会](委員長:山本直人・海南病院長)
1) 用語集の改訂について
2) 和文誌投稿規程の変更について
3) 日本農村医学会雑誌に係る編集業務の進捗状況について
4) 学術総会におけるCOI開示および一般演題の抄録について
5) 第63回学術総会優秀演題について
6) 日本医学会について
7) 第64回学術総会(秋田県)に係る演題募集等について
8) 平成27年度研究奨励賞の選考手続きについて
9) その他
[学術委員会](委員長:浜田正行・鈴鹿中央総合病院長)
1) 平成27年度JA共済連委託研究に係る課題の推薦について
2) 第6回日韓合同「農作業安全シンポジウム」について
3) 全国農作業事故防止対策連絡協議会について
4) 第63回学術総会(茨城県)の収支決算および総括について
5) 第64回学術総会(秋田県)に係る演題募集等について
6) 第65回学術総会(三重県)の概要について
7) 第66回(平成29年度)学術総会会長の選考手続きについて
8) 平成27年度研究奨励賞の選考手続きについて
9) 日本農業新聞賞について
10) 用語集の改訂について
11) その他
[国際交流委員会](委員長:新谷周三・JAとりで総合医療センター院長)
1) 国際農村医学会について
2) その他
(3) 第6回日韓合同「農作業安全シンポジウム」について
日韓合同「農作業安全シンポジウム」は、毎年交互に開催しており、今年で6回を迎える。平成26年度は、第63回日本農村医学会学術総会サテライトシンポジウムとして、以下のとおり開催した。また、施設視察では2名が傾斜地でトラクターを運転し、危険性を認識した。
1.日 時:平成26年11月15日(土)
2.場 所:つくば国際会議場2階「中ホール」
3.後 援:農林水産省、日本農業新聞
4.参加者:46名(うち視察22名)
5.内容
(1)開会挨拶 (8:50-9:00)
藤原秀臣(第63回日本農村医学会学術総会会長)
金 良昊(韓国 蔚山大学校 教授)
(2)課題発表 (9:00-11:00)
司会:大浦栄次(富山県農村医学研究所 主任研究員)
浅沼信治(日本農村医学研究所 客員研究員)
1)韓国農業者の職業性疾患の調査
任 祥赫(韓国緑色病院労働環境健康研究所所長)
2)韓国の農作業事故発生現況及び予防事業
李 敬淑(韓国農村振興庁安全保健室室長)
3)JAグループ福島における農作業安全の取り組み
小原 稔(JA福島中央会農業対策部農業振興課課長補佐)
4)農作業事故を起こさせない作業環境の改善
内川義行(信州大学農学部森林科学科農村計画学助教)
(3)総合討論 (11:00-12:00)
(4)閉会挨拶 (12:00-12:05)
立身政信(日本農村医学会副理事長)
李 喆甲(朝鮮大学職業環境医学科教授)
(5)施設視察 (13:30-14:30)
「農林水産省 農林水産研修所つくば館水戸ほ場」
(4) 全国農作業事故防止対策連絡協議会について
全国農作業事故防止対策連絡協議会(平成22年5月設立、事務局:JA全中・日本農村医学会)および農林水産省主催による平成26年度農作業危険個所改善コンクール審査会について報告した。審査は、審査委員長・藤原秀臣名誉理事長(協議会会長)、副審査委員長・立身政信副理事長(同副会長)、審査委員・大浦栄次・浅沼信治評議員他各JAグループ代表および農林水産省の合計13名で構成されている(詳細は、本学会ホームページ<特別研究プロジェクトからのお知らせ欄>に掲載)。
(5) 日本医学会について
第7回日本医学雑誌編集者会議(JAMJE)総会・第7回シンポジウム(平成26年11月5日開催)に山本理事(和文誌編集委員長)及び新谷理事(英文誌編集委員長)が、第5回分科会利益相反会議(同年同月28日開催)に立身副理事長が出席し、それぞれ概要を報告した。
(6) 第63回学術総会(茨城県)の収支決算および総括について
平成26年11月13日(木)・14日(金)、「地域の創世と農村医学-コミュニティーにおける医療と農業」をメインテーマに、茨城県つくば市で開催した第63回学術総会の収支決算および総括について藤原秀臣学会長(土浦協同病院名誉委員長)が説明し、承認された。
参加者は1,352名。2日間に渡り、学会長講演、特別講演2題、教育講演、文化講演(公開講座)、市民公開講座、金井賞受賞講演、シンポジウム2題、ワークショップ6セッション31題、一般演題397題(内訳:口演208題、ポスター189題)、臨床研修医セッション22題、ランチョンセミナーを実施した。
(7) 第64回学術総会(秋田県)に係る演題募集等について
平成27年10月22日(木)、23日(金)に開催する第64回学術総会の演題募集等について、菊地顕次学会長(由利組合総合病院長)が説明し、承認された (詳細:本学会ホームページに別掲) 。
(8) 第65回学術総会(三重県)の概要について
平成28年10月27日(木)、28日(金)の2日間にわたり、三重県志摩市において開催予定の第65回学術総会の概要について、玉置久雄学会長(松阪中央総合病院名誉院長)が説明し、承認された。
(9) 第66回(平成29年度)学術総会会長の選考手続きについて
次々期の第66回(平成29年度)学術総会会長の選考について、これまでの申し合わせのとおり、理事・監事の中から自薦(立候補)により選出することなどを決定した。
(10) 役員・評議員等の選出手続きについて
現役員および評議員が本年10月開催の第64回通常総会をもって任期満了となることから、新役員・評議員および理事長・副理事長・常任理事・委員長等の選出手続きについて協議し、原案どおり承認された。
(11) 平成27年度JA共済連委託研究に係る課題の推薦について
15件の応募があり、学術委員会における審査を踏まえ、JA共済連への推薦順位を協議、決定した。
(12) 平成27年度研究奨励賞の選考手続きについて
日本農村医学会雑誌および文書による募集を経て、編集委員を中心に構成する選考委員会における厳正な審査により、平成27年7月3日に開催する第161回理事会において決定することを提案し、承認された。
(13) 日本農業新聞賞について
日本農業新聞賞は、役員・評議員に推薦を依頼し、常任理事会および理事会の審議をへて、日本農業新聞社長に推薦しているが、表彰規程第1条「農村の保健、医療、福祉面の向上に尽くした研究・活動業績に対し、日本農業新聞賞を授賞する」の規定に則った者の推薦に協力することが承認された。
(14) 用語集の改訂について
農村医学用語集は改訂第2版(1999年3月31日発行)から16年が経過したことから、山本編集委員長(和文誌)が改訂第3版案を提案した。改訂内容は現行用語973語のうち5語を削除、28語を変更し、新たに222語を追加し1,190語とする。提案に対する意見を3月末まで受付け、編集委員会で協議する。最終決定は編集委員会に一任することが承認された。日本農村医学会雑誌第64巻第1号(2015年5月号)において会員に告知する予定。
(15) 和文誌投稿規程の変更について
和文誌投稿規程の変更について山本編集委員長が提案し、承認された(詳細:本学会ホームページお知らせ欄に掲載)。
(16) 国際農村医学会について
第19回国際農村医学会学術総会(2015年9月8日~11日、イタリア・ブレシア)について国際交流委員長の新谷理事が報告した(詳細:本学会ホームページトピックス欄に掲載)。
また、3年ごとの開催となる次期(第20回)国際農村医学会学術総会は、2018年、東京にて第67回日本農村医学会学術総会とジョイントで開催することが承認された。
以 上
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