166回理事会の概要について

 

本学会は第166回理事会を、平成2878()午前10時から、東京ガーデンパレスにおいて開催した。

当日は冒頭、早川富博理事長(足助病院長)が開会のあいさつを述べた後、名誉理事長の藤原秀臣先生(土浦協同病院名誉院長)、名誉会員の角田文男先生(岩手医科大学名誉教授)からご挨拶をいただいた。続いて、第65回学術総会学会長の玉置久雄理事(松阪中央総合病院名誉院長)より挨拶をいただき、定款の規定により、早川理事長を議長に議事に入った。

 

1.報告事項

(1)一般報告

(2)委員会報告

(3)和文誌・英文誌の送付部数について

(4)日本農村医学会雑誌に係る編集業務の進捗状況について

(5)農林水産省平成27年度補助事業「農作業安全・高度な栽培技術確立事業

(リスクアセスメントに基づく農作業時の安全確保技術の確立)」について

(6)韓国農村振興庁主催「農作業安全国際シンポジウム」について

(7)平成28年度JA共済連委託研究事業について

(8)日本医学会について

(9)その他

 

2.協議事項

(1)第65回学術総会プログラムについて

(2)決算に係る理事会の開催について

(3)第65回通常総会の提出議案等について

(4)平成28年度日本農村医学会賞・金井賞および日本農業新聞賞の推薦について

(5)平成28年度研究奨励賞について

(6)第66回学術総会(沖縄県)について

(7)第67(平成30年度)学術総会会長の推薦について

(8)特別研究プロジェクト事業「農薬中毒部会」統括責任者の交代について

(9)特別研究プロジェクト事業の実施状況と平成28年度研究計画について

10)第8回日韓合同「農作業安全シンポジウム」について

11)国際農村医学会について

12)平成27年度特別研究助成積立特定資産の取り崩しについて

13)第66回学術総会に係る学術総会助成積立特定資産の取り崩しについて

14)平成27年度収支決算見込みについて

15)平成28年度事業計画および収支予算(素案)について

16)行政手続きおける特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律

(番号法)の施行に伴う対応について

17) 今後の会議日程について

18)その他 

 

3.特記事項

() 一般報告

平成28

1月28()

 常任理事会を開催した。       (東京ガーデンパレス)

1月29()

 1.委員会(総務・財政・編集・学術・国際交流)を開催した。2.第165回理事会を開催した。          (同上)

2月5日()

 ~6日()

平成27年度農林水産省補助事業にかかる第4回検討会を開催した。             (富山県高岡市「磯はなび」)

2月17()

 第83回日本医学会定例評議員会に羽田理事が出席した。

            (日本医師会館)

2月23()

 平成27年度日本医学会連合加盟学会連絡協議会に早川理事長が出席した。                (日本医師会館)

3月7日()

平成27年度農林水産省補助事業にかかる第5回検討会を開催した。               (JA全厚連会議室)

3月22()

 平成27年度農林水産省補助事業にかかる第2回推進委員会を開催した。              (JA全厚連会議室)

3月30日(水)

国際農村医学会スカイプ会議(ハニッヒ会長・新谷事務総長)を開催した。             (JA全厚連会議室)

4月5日()

平成27年度農水省補助事業「リスクアシスメントに基づく農作業時の安全確保技術の確立」事業実施状況報告書及び実績報告書を農林水産省に提出した。

6月10(金)

理事長・監査法人ディスカッションを開催した。

(JA全厚連会議室)

6月11(土)

特別研究プロジェクト「農村の生活習慣病部会」ワーキンググループ検討会を開催した。      (東京ガーデンパレス)

6月15(水)

国際農村医学会スカイプ会議(ハニッヒ会長・コロッシオ副会長、新谷事務総長、市川顧問)を開催した。(JA全厚連会議室)

6月17()

日本医学会連合定時総会に羽田理事が出席した。

               (日本医師会館)

6月21()

 ~24()

農作業安全保健国際シンポジウムに大浦・浅沼評議員が出席した。                 (韓国「農村振興庁」)

 

 

(2)委員会報告

166回理事会に先立ち、7月8日()午前9時から総務委員会、財政委員会、編集委員会、学術委員会、国際交流委員会-の各委員会を開催し、理事会提出議案を中心に審議等を行なった。各委員会における主な審議事項は、次のとおり。

 

[総務委員会](委員長:吉川 明・長岡中央綜合病院長)

① 日本医学会について

② 第65回学術総会プログラムについて

③ 決算に係る理事会の開催について

④ 第65回通常総会の提出議案等について

⑤ 平成28年度日本農村医学会賞・金井賞および日本農業新聞賞の推薦について

⑥ 第66回学術総会(沖縄県)について

⑦ 第67(平成30年度)学術総会会長の推薦について

⑧ 平成28年度事業計画および収支予算(素案)について

⑨ 行政手続きおける特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律

(番号法)の施行に伴う対応について

⑩ 今後の会議日程について

⑪ その他

 

[財政委員会](委員長:前原和平・白河厚生総合病院長)

① 平成27年度特別研究助成積立特定資産の取り崩しについて

② 第66回学術総会に係る学術総会助成積立特定資産の取り崩しについて

③ 平成27年度収支決算見込みについて

④ 平成28年度事業計画および収支予算(素案)について

⑤ その他

 

[編集委員会](委員長:山本直人・海南病院長)

① 和文誌・英文誌の送付部数について

② 日本農村医学会雑誌に係る編集業務の進捗状況について

③ 第65回学術総会プログラムについて

④ 平成28年度研究奨励賞について

⑤ その他

 

[学術委員会](委員長:塩飽邦憲・島根大学医学部特任教授)

① 農林水産省平成27年度補助事業「農作業安全・高度な栽培技術確立事業

 リスクアセスメントに基づく農作業時の安全確保技術の確立)」について

② 韓国農村振興庁主催「農作業安全シンポジウム」について

③ 平成28年度JA共済連委託研究事業について

④ 第65回学術総会プログラムについて

⑤ 平成28年度日本農村医学会賞・金井賞および日本農業新聞賞の推薦について

⑥ 平成28年度研究奨励賞について

⑦ 第66回学術総会(沖縄県)について

⑧ 第67(平成30年度)学術総会会長の推薦について

⑨ 特別研究プロジェクト事業「農薬中毒部会」の統括責任者の交代について

⑩ 特別研究プロジェクト事業の実施状況と平成28年度研究計画について

⑪ 第8回日韓合同「農作業安全シンポジウム」について

⑫ その他 

 

[国際交流委員会](委員長:新谷周三・JAとりで総合医療センター院長)

① 国際農村医学会について

② その他

 

(3)農林水産省平成27年度補助事業「農作業安全・高度な栽培技術確立事業

(リスクアセスメントに基づく農作業時の安全確保技術の確立)」について

農林水産省補助事業は4年間実施した「農作業事故の対面調査(調査実施数575例)」が平成26年度で終了し、3年間の新たな事業(農作業のリスクアセスメントに基づく農作業時の安全確保技術の確立事業)の初年度(平成27年度)は本学会が受託し、耕種作物・園芸・畜産の3つの分野における事故内容を、年齢・性別・発生時期・場所等、5項目について、人・環境等の属性や特性等別に分析し、「農作業におけるリスクアセスメント」の手法を確立した。平成28年度は別団体が受託し、協力していくこととした。

 

(4)韓国農村振興庁主催「農作業安全国際シンポジウム」について

平成28年6月22日、韓国・ソウルの国会議事堂・憲政会館大会議室にて、オーストリア、ドイツ、アイルランド、韓国、日本が参加し、「農作業安全国際シンポジウム」が開催され、日本からは浅沼信治評議員(日本農村医学研究所)、大浦栄次評議員(富山県農村医学研究所)が参加した。各国の報告の後、韓国の農作業安全に関わる研究者、国の責任者等を交えて討論が行われた。

 

(5) 平成28年度JA共済連委託研究事業について

平成28年度JA共済連委託研究事業6件の研究課題が決定したことが報告された(研究内容は本会ホームページ、主な事業、「委託研究事業」に掲載)。

 

(6)第65回学術総会プログラムについて

学会長のた玉置久雄理事から、平成281027()28()の両日に開催する学術総会プログラム等について説明があり、承認された(概要:本会ホープページに別掲)。

 

(7)第65回通常総会の提出議案等について

   第65回通常総会の日時・場所・提出議案等について以下のとおり決定した。

1)日時:平成281027()午前11時から午前1145分まで

2)場所:三重県志摩市 阿児アリーナ 1階「ベイホール」

3)提出議案

1号議案 平成27年度貸借対照表・正味財産増減計算書、財務諸表の附属明細書の承認に関する件

2号議案 次々期(平成30年度・第67)学術総会会長の承認に関する件

3号議案 顧問の承認に関する件

4)報告

① 平成27年度事業報告ならびに収支計算書について

② 平成27年度公益目的支出計画実施報告書について

③ 平成28年度事業計画および収支予算について

 

(8)平成28年度日本農村医学会賞・金井賞および日本農業新聞賞の推薦について

日本農村医学会賞は吉川明氏(長岡中央綜合病院長)に、また日本農村医学会金井賞は株式会社三厚連ウイズに決定した。

日本農業新聞賞は、佐久地域保健福祉大学同窓会の日本農業新聞社への推薦を決定した。表彰式は、第65回通常総会終了後に行なうこととしている。

 

(9)平成28年度研究奨励賞について

編集委員等からなる選考委員会の審査を経て、次の各氏に授与することを決定した。表彰式は、第65回通常総会終了後に行なうこととしている。

 

[和文誌]

<医師・研究者部門>

「急性期-亜急性期医療連携とpost-ICU(長期呼吸管理病棟)」

〔第644号(2015.11)〕

高松道生(鹿教湯三才山リハビリテーションセンター

         鹿教湯病院循環器内科・post-ICU

<コ・メディカル部門>

「当院におけるロコモティブシンドローム予防教室の効果検証」

〔第641号(2015.5)〕

後藤亮吉(足助病院リハビリテーション技術科)

 

[英文誌]

<医師・研究者部門>

Effect of Tumor Deposits on Overall Survival in Colorectal Cancer Patients with Regional Lymph Node MetastasesVol.9-12014.6)〕

谷畑英一(JAとりで総合医療センター外科)

 <コ・メディカル部門>

The effects of coaching on salivary cortisol stress marker in mothers with young children, a randomized controlled trial

Vol.10-12015.6)〕

大橋純子(京都大学医学部保健学科)

 

10)第66回学術総会(沖縄県)について

次期学会長の青木一雄理事(琉球大学大学院医学研究科衛生学・公衆衛生学講座教授)から、平成29105()6()の両日、沖縄コンベンションセンター(宜野湾市)において開催する学術総会について説明があり、承認された。

 

11)第67回(平成30年度)学術総会会長の推薦について

羽田明理事(千葉大学大学院医学研究院教授)から立候補届が出され、協議の結果、次々期学会長候補者として、第65回学術総会に附議することが了承された。

 

12)特別研究プロジェクト事業の実施と平成28年度研究計画について

「農薬中毒」、「農機具災害」、「農村の生活習慣病」、「農村の食と健康」の4プロジェクト事業における平成27年度研究概要および平成28年度研究計画が承認された。

 

13)第8回日韓合同「農作業安全シンポジウム」について

日韓合同「農作業安全シンポジウム」は毎年交互に開催しており、今年で8回を迎える。平成28年度は第65回日本農村医学会学術総会サテライトシンポジウムとして、平成281029()午前中、伊勢志摩ロイヤルホテルで開催することが承認された。

 

14)国際農村医学会について

201511月以降、3回開催したスカイプ会議(日本、ドイツ、イタリア、韓国、スウェーデンの役員が出席)における協議内容(会費徴収、ウェブサイトの日本への移設等)が報告され、ウェブサイトの日本への移設について承認した。2018年開催予定の日本農村医学会・国際農村医学会のジョイント開催について報告した。

 

15)平成28年度事業計画および収支予算(素案)について

平成28年度事業計画および収支予算(素案)が協議された。収支予算では単年度収支マイナス予算となっているため、その方策として、山本編集委員長より、和文誌に関して、3号(抄録集)の1抄録あたり文字数の変更、広告収入増、投稿者実費負担の見直し等が提案された。3号(抄録集)の1抄録あたり文字数の変更は、現行600字以上800字以内を400字以内に変更する案で、次期学会長の青木理事と検討し、10月の理事会で協議する。また、投稿実費負担の見直しは、現在の7頁まで無料を4頁まで無料に変更することが承認された(以下「雑誌投稿規程のとおり」。


 

変更後

現行

 

雑誌投稿規程(抜粋)

 

6.掲載方法,掲載料,別刷など

1)校正の初校は著者校正とする。

2)掲載された原稿は返却しない。

3)投稿原稿は刷り上がり4頁まで無料とする。ただし図表のトレース代と製版代は投稿者の負担とする。

4)超過頁の組版代の実費は投稿者の負担とする。

5)別刷は,30部を無料で進呈するが,それを超す分は実費を投稿者の負担とする。別刷の希望部数を,著者校正の際に原稿の第1頁に朱記する。

 

 

雑誌投稿規程(抜粋)

 

6.掲載方法,掲載料,別刷など

1)校正の初校は著者校正とする。

2)掲載された原稿は返却しない。

3)投稿原稿は刷り上がり7頁まで無料とする。ただし図表のトレース代と製版代は投稿者の負担とする。

4)超過頁の組版代の実費は投稿者の負担とする。

5)別刷は,30部を無料で進呈するが,それを超す分は実費を投稿者の負担とする。別刷の希望部数を,著者校正の際に原稿の第1頁に朱記する。

 

 

16)「行政手続きにおける特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律」(番号法)の施行に伴う対応について

「行政手続きにおける特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律」の施行(平成27105日)に伴い、本学会における個人情報の取扱いおよび安全管理等に関する方針および規程を整備し、個人情報保護の徹底を図るものとし、個人情報保護方針、個人情報保護規程を改正するとともに、特定個人情報取扱規程を新設することが承認された。

以上

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