第175回理事会の概要について
本学会は第175回理事会を、平成30年7月7日(土)午前10時から、東京ガーデンパレスにおいて開催した。
当日は新谷周三理事長(JAとりで総合医療センター院長)の開会挨拶後、岩手医科大学名誉教授の角田文男先生(日本農村医学会名誉会員)のご逝去を悼み、黙祷を捧げた。その後、新谷理事長を議長に議事に入った。
1.報告事項
(1)一般報告
(2)委員会報告
(3)日本農村医学会雑誌に係る編集業務の進捗状況等について
(4)平成30年度JA共済連委託研究事業について
(5)「公益目的支出計画」実施完了について
(6)その他
2.協議事項
(1)2018ジョイント・コングレス(第67回日本農村医学会学術総会・第20回
国際農村医学会学術総会)プログラムについて
(2)国際農村医学会新定款について
(3)3)第68回学術総会(北海道)について
(4)第69回(2020年度)学術総会会長の推薦について
(5)平成30年度日本農村医学会賞・金井賞および日本農業新聞賞の推薦について
(6)名誉会員の推薦について
(7)平成30年度研究奨励賞について
(8)決算に係る理事会の開催について
(9)第67回通常総会の提出議案等について
(10)特別研究プロジェクト実施要領の改訂について
(11)特別研究プロジェクト事業の実施状況と平成30年度研究計画について
(12)第10回日韓合同「農作業安全シンポジウム」について
(13)平成30年度特別研究助成積立特定資産の取り崩しについて
(14)第68回学術総会に係る学術総会助成積立特定資産の取り崩しについて
(15)平成30年度収支決算見込みについて
(16)平成30年度事業計画および収支予算(素案)について
(17)日本医学会連合と日本医学会:この中で日本農村医学会の立ち位置について
(18)今後の会議日程について
(19)その他
3.特記事項
(1) 一般報告
平成30年 |
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1月27日(土) |
1.理事打合せを行った。 2.委員会(総務・財政・編集・学術・国際交流)を開催した。 3.第174回理事会を開催した。 4.農村の生活習慣病部会「介護予防コホート研究・班会議」を開催した。(東京ガーデンパレス) |
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1月31日(水) |
国際農村医学会スカイプ会議(ハニッヒ会長・新谷事務総長)を開催した。(JA全厚連会議室) |
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2月13日(火) |
農林水産省主催「2018春の農作業安全確認運動推進会議」に大浦監事・浅沼評議員が出席した。(農林水産省) |
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2月23日(金) |
平成30年度日本医学会連合加盟学会連絡協議会に羽田副理事長が出席した。(東海大学校友会館) |
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2月28日(水) |
第85回日本医学会定例評議員会に新谷理事長が出席した。 (日本医師会館) |
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3月31日(土) |
農村の生活習慣病部会「介護予防コホート研究」の追加調査(和歌山県・雲南市・東御市)に関する研究打合せ会を開催した。(島根イン青山) |
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4月23日(月) |
第12回倫理委員会書面審査(介護予防コホート研究)を倫理委員・理事長に通知し、5月7日に研究倫理審査結果(承認)を塩飽理事に通知した。 |
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5月8日(火) |
日本医学会第4回研究倫理教育研修会に前原倫理委員会委員長が出席した。(日本医師会館) |
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6月16日(土) |
農村の生活習慣病部会「介護予防コホート研究・班会議」を開催 した。(東京ガーデンパレス) |
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6月19日(火) |
日本医学会連合平成30年度定時総会に新谷理事長が出席した。 (東海大学校友会館) |
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(2)委員会報告
第175回理事会に先立ち、7月7日(土)午前9時から総務委員会、財政委員会、編集委員会、学術委員会、国際交流委員会-の各委員会を開催し、理事会提出議案を中心に審議等を行なった。各委員会における主な審議事項は、次のとおり。
[総務委員会](委員長:吉川 明・長岡中央綜合病院名誉院長)
①「公益目的支出計画」実施完了について
② 2018ジョイント・コングレス(第67回日本農村医学会学術総会・第20回
国際農村医学会学術総会)プログラムについて
③ 第69回(2020年度)学術総会会長の推薦について
④ 平成30年度日本農村医学会賞・金井賞および日本農業新聞賞の推薦について
⑤ 名誉会員の推薦について
⑥ 決算に係る理事会の開催について
⑦ 第67回通常総会の提出議案等について
⑧ 平成30年度収支決算見込みについて
⑨ 平成30年度事業計画および収支予算(素案)について
⑩ 日本医学会連合と日本医学会:この中で日本農村医学会の立ち位置について
⑪ 今後の会議日程について
⑫ その他
[財政委員会](委員長:前原和平・白河厚生総合病院長)
① 平成30年度特別研究助成積立特定資産の取り崩しについて
② 第68回学術総会に係る学術総会助成積立特定資産の取り崩しについて
③ 平成30年度収支決算見込みについて
④ 平成30年度事業計画および収支予算(素案)について
⑤ その他
[編集委員会](委員長:山本直人・海南病院長)
① 日本農村医学会雑誌に係る編集業務の進捗状況等について
② 2018ジョイント・コングレス(第67回日本農村医学会学術総会・第20回
国際農村医学会学術総会)プログラムについて
③ 日本医学会「遺伝学用語」について
④ 平成30年度研究奨励賞について
⑤ 移動編集委員会について
⑥ その他
[学術委員会](委員長:塩飽邦憲・島根大学医学部特任教授)
① 平成30年度JA共済連委託研究事業について
② 2018ジョイント・コングレス(第67回日本農村医学会学術総会・第20回
国際農村医学会学術総会)プログラムについて
③ 第68回学術総会(北海道)について
④ 第69回(2020年度)学術総会会長の推薦について
⑤ 平成30年度日本農村医学会賞・金井賞および日本農業新聞賞の推薦について
⑥ 平成30年度研究奨励賞について
⑦ 特別研究プロジェクト実施要領の改訂について
⑧ 特別研究プロジェクト事業の実施状況と平成30年度研究計画について
⑨ 第10回日韓合同「農作業安全シンポジウム」について
⑩ 日本医学会連合と日本医学会:この中で日本農村医学会の立ち位置について
⑪ その他
[国際交流委員会](委員長:新谷周三・JAとりで総合医療センター院長)
① 2018ジョイント・コングレス(第67回日本農村医学会学術総会・第20回
国際農村医学会学術総会)プログラムについて
② 国際農村医学会新定款について
③ その他
(3)平成30年度JA共済連委託研究事業について
平成30年度JA共済連委託研究事業6件の研究課題が決定したことが報告された(研究内容は本会ホームページ、主な事業、「委託研究事業」に掲載)。
(4)「公益目的支出計画」実施完了について
本学会は、公益法人制度改革に伴い、平成23年10月3日に一般社団法人へ移行し、平成29年8月31日付にて公益目的支出計画が完了したことから、内閣府に公益目的支出計画完了確認を請求し、平成30年2月7日付で内閣府より公益目的支出計画の実施完了の確認書を受領した。これにより一般社団法人移行に関するすべての手続きが完了した。
(5)2018ジョイント・コングレス(第67回日本農村医学会学術総会・第20回
国際農村医学会学術総会)プログラムについて
新谷理事長からから、平成30年10月10日(水)・11日(木)・12日(金)に開催する学術総会プログラム等について説明があり、承認された(概要:本会ホープページに別掲)。
(6)第68回学術総会(北海道)について
2019年10月17日(木)、18日(金)の2日間にわたり、帯広市において開催する第68回学術総会の概要について、菊池英明学会長(JA北海道厚生連帯広厚生病院長)が説明し、承認された。
(7)第69回(2020年度)学術総会会長の推薦について
北陸・東海地区から川口鎮評議員(JA愛知厚生連豊田厚生病院長)の推薦届が出され、協議の結果、次々期学会長候補者として、第67回学術総会に附議することが承認された。
(8)平成30年度日本農村医学会賞・金井賞および日本農業新聞賞の推薦について
日本農村医学会賞は菊地顕次氏(由利組合総合病院)に、また日本農村医学会金井賞は高橋金雄氏(元安房医師会病院地域医療部長)に決定した。
日本農業新聞賞は、上田厚氏(熊本大学名誉教授)の日本農業新聞社への推薦を決定した。表彰式は、第67回通常総会終了後に行なうこととしている。
(9)名誉会員の推薦について
本学会に多大な貢献をされた明石光伸氏(大分県厚生連鶴見病院名誉院長)を名誉会員候補者として、第67回通常総会に附議することとした。
(10)平成30年度研究奨励賞について
編集委員等からなる選考委員会の審査を経て、次の各氏に授与することを決定した。表彰式は第67回通常総会終了後に行なうこととしている。
[和文誌]
<医師・研究者部門>
「佐渡地域医療連携ネットワークシステムを用いた医療・介護連携の試み」
[第65巻4号((2016.11)]
細井 愛(佐渡総合病院外科)
<コ・メディカル部門>
「入院期高齢急性冠症候群患者を対象とした最大歩行速度による心肺運動負荷試験の運動処方強度およびランプ負荷強度推定の試み」[第65巻2号(2016.7)]
太附広明(相模原協同病院医療技術部リハビリテーション室)
[英文誌]
<医師・研究者部門>
「Associations among anthropometric measures, food consumption, and quality of life in school-age children in Tanzania」[Vol.12-1(2017.5)]
大西真由美(長崎大学大学院医歯学総合研究科地域リハビリテーション学分野)
<コ・メディカル部門>
「Effect of group activities on health promotion for the community-dwelling elderly」[Vol.11-1(2016.6)]
深澤昌子(群馬大学医学部保健科学科)
(11)第67回通常総会の提出議案等について
第67回通常総会の日時・場所・提出議案等について以下のとおり決定した。
1)日時:平成30年10月10日(水)午後1時から午後1時35分まで
2)場所:TFTホール500(東京都江東区)
3)提出議案
第1号議案 平成29年度貸借対照表・正味財産増減計算書、財務諸表の附属明細書の承認に関する件
第2号議案 次々期(2020年度・第69回)学術総会会長の承認に関する件
第3号議案 顧問の承認に関する件
第4号議案 名誉会員の承認に関する件
4)報告
① 平成29年度事業報告ならびに収支計算書について
② 平成30年度事業計画および収支予算について
(12)特別研究プロジェクト実施要領の改訂について
特別研究プロジェクト実施要領を、以下のとおり改訂することが承認された。
現 行 |
変更案 |
施行 平成16年6月25日
1~3(省略)
4.プロジェクトの活動 1)各部会は、調査票のフォーマットを作成し、またその改善について検討する。 2)各部会の統括責任者は、それぞれの部会独自のデータ収集方法ならびに活動方針を策定し、学術委員会に建議するとともに収集されたデータを解析して、その結果を同委員会に報告する。
5(省略)
6.調査結果の報告 1)学術委員長は、調査・分析状況を理事会に報告する。 2)調査分析結果は、学術委員会を経て、毎年定期的に日農医誌に掲載しなければならない。また学会ホームページに発表し、広く一般の利用に供するものとする。 3)集積・分析データは、統括責任者の責任において論文としてまとめ、学術委員会に報告すると同時に日農医誌に掲載する。
7.謝礼 回収された調査票に対しては、謝礼を支払うものとする。
附 則 1~4(省略) 5.変更要領は平成24年7月20日から施行する。
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施行 平成16年6月25日
4.プロジェクトの活動
各部会の統括責任者は、「人を対象とする医学系研究に関する倫理指針」に則って、それぞれの部会独自の活動方針を策定し、学術委員会に建議するとともに本学会倫理委員会または所属機関の倫理委員会の承認を得て実施し、その結果を同委員会に報告する。
6.調査結果の報告 1)学術委員長は、調査・分析状況を理事会に報告する。 2)調査分析結果は、学術委員会を経て、毎年定期的に日農医誌に掲載しなければならない。また学会ホームページに発表し、広く一般の利用に供するものとする。
附 則
5.変更要領は平成24年7月20日から施行する。 6.変更要領は平成30年7月7日から施行する。
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(13)特別研究プロジェクト事業の実施と平成30年度研究計画について
「農薬中毒」、「農機具災害」、「農村の生活習慣病」、「農村の食と健康」の4プロジェクト事業における平成29年度研究概要および平成30年度研究計画が承認された。
(14)第10回日韓合同「農作業安全シンポジウム」について
日韓合同「農作業安全シンポジウム」は毎年交互に開催しており、今年で10回を迎える。平成30年度は2018ジョイント・コングレスのサテライトシンポジウムとして、平成30年10月13日(土)午前中、東京都内で開催することが承認された。
以上
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