184回理事会の概要について

 

本学会は、第184回理事会を、令和2710()午前9時から、東京ガーデンパレスにおいて開催した。新型コロナウイルスの感染拡大により、実出席とWeb出席の併用開催とし、WEB会議システムを利用して相互に十分議論できる状態となっていることを確認した後、新谷周三理事長(JAとりで総合医療センター院長)が開会あいさつした。続いて、藤原名誉理事長があいさつし、次に第69回学術総会会長の川口理事(豊田厚生病院長)が挨拶し、新谷理事長を議長に議事に入った。

 

1.報告事項

(1)一般報告

(2)日本農村医学会雑誌に係る編集業務の進捗状況等について

(3)第13回倫理委員会について

(4) 厚生労働省「外国人労働者に対する安全衛生教育教材作成事業(農業)」について

(5)日本医学会および日本医学会連合について

(6)その他       

 

2.協議事項

(1)第69回学術総会開催方針およびプログラムについて

(2)第69回学術総会関連会議について

(3)第70回(令和3年度)学術総会について

(4)第71回(令和4年度)学術総会会長の推薦について

(5)名誉会員の推薦について

(6)令和2年度日本農村医学会賞・金井賞および日本農業新聞賞の推薦について

(7)JA全厚連会長賞の制定および令和2年度同賞の推薦、ならびに金井賞表彰規程

の変更について

(8)令和2年度研究奨励賞について

(9)監事の補欠選任について

10)決算に係る理事会の開催について

11)第69回通常総会の提出議案等について

12)特別研究プロジェクト事業の実施状況と令和2年度研究計画について

13)JA共済連委託研究事業について

14)国際農村医学会について

15)令和元年度特別研究助成積立特定資産の取り崩しについて

16)令和元年度収支決算見込みについて

17)令和2年度事業計画および収支予算(素案)について

18)その他

 

 

3.特記事項

() 一般報告

 

令和2

1月24()

常任理事会を開催した。         (東京ガーデンパレス)

1月25()

1.委員会(総務・財政・編集・学術・国際交流)を開催した。

2.第183回理事会を開催した。      (東京ガーデンパレス)

2月10()

農林水産省主催「令和2年春の農作業安全確認運動推進会議」に大浦監事が出席した。                (農林水産省)

2月25()

「外国人労働者に対する安全衛生教材作成事業(農業)」に係る第5回検討会を開催した。            (JA全厚連会議室)

2月27()

介護予防コホート研究「令和元年度実施状況」について、塩飽理事がJA共済連に説明・報告した。       (JA共済連会議室)

2月28()

87日本医学会定例評議員会は、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、書面決議に変更し、実施された。

3月14()

15(日)

「外国人労働者に対する安全衛生教材作成事業(農業)」の報告書について最終打合せ会を開催した。         (滋賀医科大学)

3月25()

厚生労働省に「外国人労働者に対する安全衛生教材作成事業(農業)」の成果物を提出した。

4月23()

13回倫理委員会(書面)を開催し、伊澤理事より申請された「レセプト情報・特定健診等情報データベースを用いた我が国における農薬中毒件数の検討」について審議し、承認した。

6月19()

WEB常任理事会を開催し、第69回学術総会開催方針およびJA全厚連会長賞について協議した。

6月24日(水)

WEBによる日本医学会連合2020年度定時社員総会に新谷理事長が出席した。

7月8日(水)

1.国際農村医学会WEB会議を開催した。(JA全厚連会議室)

2.理事長と青木公認会計士とのディスカッションを行った。(同上)

 

 

(2)第69回学術総会開催方針およびプログラムについて

   学会長の川口理事が、令和2年1015()16()に名古屋国際会議場で開催予定であった第69回学術総会は、新型コロナウイルス感染拡大の影響をふまえ、実開催を取り止め、WEB開催としたい旨を提案し、承認された。また、会期、公開範囲、参加費については、他学会を参考にして費用を含めたさらなる検討が必要なため、学会長に一任することを承認した。また、学術総会プログラムは、学会長講演、特別講演、教育講演、文化講演等の指定演題、および一般演題について説明があり、承認された(詳細は本会ホームページ学術総会Web開催への変更に伴う各種対応ページ」にて随時更新)。

 

(3)第69回学術総会関連会議について

69回学術総会に関連して開催する関連会議(理事会、評議員会、通常総会、表彰式等)は、1016日(金)に東京において開催することを決定した。また、特別研究プロジェクト「農村の生活習慣病部会」および「農薬中毒部会・農機具災害部会(合同)」については開催を延期し、また、日韓台合同「農作業安全シンポジウム」については休止とすることを了承した。

 

(4)第70回(令和3年度)学術総会について

令和31111()12()の2日間にわたり、東京(椿山荘)において開催する第70回学術総会の概要について、高野靖悟学会長(JA神奈川県厚生連代表理事理事長/相模原協同病院名誉院長)が説明し、承認された。

 

(5)第71回(令和4年度)学術総会会長の推薦について

西日本地区から馬場良和理事(周東総合病院長)の推薦届が出され、協議の結果、次々期学会長候補者として、第69回学術総会に附議することが承認された。

 

(6)名誉会員の推薦について

本学会に多大な貢献をされた別所隆氏(医療法人社団こうかん会 日本鋼管病院理事長)および守田知明氏(周東総合病院名誉院長)を名誉会員候補者として、第69回通常総会に附議することを承認した。

 

(7)令和2年度日本農村医学会賞・金井賞および日本農業新聞賞の推薦について

日本農村医学会賞は早川富博氏(足助病院名誉院長)に、また日本農村医学会金井賞は加藤和奈氏(JAあいち海部女性部部長)に決定した。

日本農業新聞賞は、軽部彰宏氏(由利組合総合病院副院長)の日本農業新聞社への推薦を決定した。表彰式は、第69回通常総会終了後に行なうこととしている。

 

(8)JA全厚連会長賞の制定および令和2年度同賞の推薦、ならびに金井賞表彰規程

の変更について

JA全厚連会長賞は、令和の時代に入り、JA厚生連病院の果たす役割を広く内外に伝え、今後も厚生連が継続・発展するよう、JA全厚連・中村純誠代表理事理事長からJA全厚連会長賞を設置し、地域医療に貢献している医師を称えたいとの提案に賛同し新設すること、対象者は地域医療に貢献したJA厚生連病院に勤務する医師とすることを新谷理事長が提案し、承認された。令和2年度JA全厚連会長賞は青木宜治氏(長門総合病院小児科医)に決定した。

また、金井賞表彰規程は、対象者を実態に合わせ、現行:医師以外の会員を、医師以外の者・団体に変更することを提案し、承認された。

 

(9)令和2年度研究奨励賞について

編集委員等からなる選考委員会の審査を経て、次の各氏に授与することを決定した。表彰式は、第69回通常総会終了後に行なうこととしている。

 

[和文誌]

<医師・研究者部門>

「子宮頸がん検診におけるHPV併用検診の有用性-5年間の由利本荘地区におけるHPV併用検診の結果から-」[第681号(2019.5)]

軽部彰宏(由利組合総合病院 産婦人科)

<コ・メディカル部門>

「在宅から入院した廃用症候群患者の施設入所リスクを高めるFIM下位項目の検討」[第684号(2019.11)]

百瀬彩乃(富士見高原医療福祉センター富士見高原病院リハビリテーション科)

 

[英文誌]

<医師・研究者部門>

The Clinical Pathway with Regional Alliance (CPRA) system for proximal femoral fractures in the southern region of Ibaraki prefecture: comparison of the proportion of patients who return to living at home from acute care and rehabilitation (kaihukuki) hospitals」[Vol.14-12019.5)

鈴木康司(JAとりで総合医療センター 整形外科)

 <コ・メディカル部門>

Relationship between healthy elderly individual social capital and health according to ward level in Tomi City, Nagano Prefecture: an ecological study」[Vol.14-12019.5)

朴 相俊(佐久大学 看護学部)

 

10)監事の補欠選任について

狩野吉康監事から辞任届が提出されたことに伴い、森達也・JA北海道厚生連旭川厚生病院長を監事候補者として、第69回通常総会に附議することを承認した。

 

11)第69回通常総会の提出議案等について

69回通常総会の日程・場所・提出議案等について以下のとおり決定した。

1)日時:令和21016()

2)場所:東京ガーデンパレス

3)提出議案

1号議案 令和元年度貸借対照表・正味財産増減計算書、財務諸表の附属明細書の承認に関する件

2号議案 次々期(令和4年度・第71)学術総会会長の承認に関する件

3号議案 監事補欠選任の承認に関する件

4号議案 顧問の承認に関する件

5号議案 名誉会員の承認に関する件

4)報告

① 令和元年度事業報告ならびに収支計算書について

② 令和2年度事業計画および収支予算について

 

12)特別研究プロジェクト事業の実施と令和2年度研究計画について

「農薬中毒」、「農機具災害」、「農村の生活習慣病」の3プロジェクト事業における令和元年度研究概要および令和2年度研究計画が承認された。

 

13) JA共済連委託研究事業について

令和2年度JA共済連委託研究事業6件の研究課題が決定したことが報告された(研究内容は本会ホームページ、主な事業、「委託研究事業」に掲載)。

 

14)国際農村医学会について

英文誌(Journal of Rural Medicine)は近年の投稿数の増加により、査読者3名(伊澤理事、青木理事、酒井理事が推薦した者)を追加することを承認した。

    | セキュリティプライバシーポリシー著作権について
All Rights Reserved, Copyright(C) The Japanese Association of Rural Medicine