195回理事会の概要について


本学会は第195回理事会を令和41012()午後1時から、KDDI維新ホール(山口県山口市)において、Web・実出席の併用にて開催した。

当日は開会に先立ち、令和4923日に逝去された森拓也理事(鈴鹿中央総合病院名誉院長)を偲び、黙祷を捧げた。続いて佐藤賢治理事長(佐渡総合病院長)が開会の挨拶を述べ、次に、名誉会員の明石光伸先生(大分県厚生連鶴見病院名誉院長)、守田知明先生(周東総合病院名誉院長)、夏川周介先生(佐久総合病院名誉院長)、浜田正行先生(鈴鹿中央総合病院名誉院長)から挨拶をいただいた。続いて第71回学術総会会長の馬場良和理事(周東総合病院長)が挨拶した。続いて、第71回通常総会に上程される理事補欠選任の理事候補者、井關治和評議員(相模原協同病院長)および西脇伸二評議員(岐阜・西濃医療センター揖斐厚生病院長)が挨拶し、佐藤理事長を議長に議事に入った。


1.報告事項

1)一般報告

2)委員会報告

3)令和3年度会員の動向について

4)令和3年度事業報告、貸借対照表、正味財産増減計算書、財務諸表の附属明細書および収支計算書について(監査報告)

5)日本医学会について

6)その他


2.提案事項

1)地域医療・多職種協働プロジェクト事業について

2)次期(第24期)理事・評議員について

3)その他


3.協議事項

1)令和4年度事業計画および収支予算について

2)顧問の推薦について

3)第72回学術総会(秋田県)について

4)「医学系研究の利益相反(COI)に関する指針」の改定について

5)特別研究プロジェクト事業の実施状況、令和4年度研究計画および今後の活動方針について

6)国際農村医学会について

7)第57回評議員会議事および第71回通常総会提出議案等について

8) 今後の会議日程について

9)その他


4.特記事項

(1)一般報告(期間:令和477日-令和41011日)

7月7日(木)

1.研究奨励賞選考委員会(実出席+Web出席)を開催した。

(東京ガーデンパレス)

2.常任理事会(実出席+Web出席)を開催した。(同上)

7月8日(金)

1.第193回理事会(実出席+Web出席)を開催した。

(東京ガーデンパレス)

2.監事と青木公認会計士による打合せ会を開催した。(同上)

819日(金)

 農機具災害部会が農作業安全教本作成に関して検討会を開催した。合わせて、JA共済連と農作業事故調査に関して意見交換および日本農業新聞と韓国の農作業安全に対する取り組みについて情報交換を行なった。

(JA全厚連会議室・JA共済連会議室)

9月5日(月)

7日(水)

 青木ひろあき公認会計士事務所による令和3年度決算監査が実施された。                     (JA全厚連会議室)

9月9日(金)

1.青木ひろあき公認会計士事務所から令和3年度監査報告書を受理した。

2.監事による令和3年度決算監査が実施(実出席+Web出席)された。

JA全厚連役員室)

9月15日(木)

194回理事会を開催した (定款第39条に基づく理事会)。

9月16日(金)

71回通常総会の開催を通知した。

(2)委員会報告

195回理事会に先立ち1012()午前11時から、総務委員会、財政委員会、学術委員会、国際交流委員会、和文誌編集委員会、英文誌編集委員会の各委員会が開催され、午後に開催する理事会の提出議案を中心に審議が行われた。各委員会における審議事項は、次のとおり。


[総務委員会]

1)令和3年度会員の動向について

2)令和3年度事業報告について

3)地域医療・多職種協働プロジェクト事業について

4)次期(第24期)理事・評議員について

5)令和4年度事業計画について

6)顧問の推薦について

7)第57回評議員会議事および第71回通常総会提出議案等について

8)今後の会議日程について

9)その他

(委員長:住元一夫・吉田総合病院名誉院長)


[財政委員会]

1)令和3年度事業報告、貸借対照表、正味財産増減計算書、財務諸表の附属明細書および収支計算書について

2)令和4年度事業計画および収支予算について

3)その他

(委員長:森達也・旭川厚生病院長)


[学術委員会]

1)倫理委員会規則の見直しについて

2)地域医療・多職種協働プロジェクト事業について

3)第72回学術総会(秋田県)について

4)「医学系研究の利益相反(COI)に関する指針」の改定について

5)特別研究プロジェクト事業の実施状況、令和4年度研究計画および今後の活動方針について

6)個人情報保護方針および関連規程の見直しについて

7)その他

(委員長:塩飽邦憲・島根大学名誉教授)


[国際交流委員会]

1)国際農村医学会について

2)その他

(委員長:伊澤敏・佐久総合病院臨床顧問)


[和文誌編集委員会]

1)日本農村医学会雑誌に係る編集業務の進捗状況について

2)投稿規程の変更等について

3)その他

(委員長:立身政信・(公財)岩手県予防医学協会 産業保健支援部長)


[英文誌編集委員会]

1JRMに係る編集業務の進捗状況について

2JRM投稿規程の変更等について

3)その他

(委員長:冨滿弘之・JAとりで総合医療センター院長)


(3)令和3年度会員の動向について

令和3年度末の正会員数は、医師が4,816(前年度比+58)、医師以外179(同△22)、全体では4,995(同+36)となった。


(4)地域医療・多職種協働プロジェクト事業について

佐藤理事長が第193回理事会において承認された活動方針「地域医療・多職種協働プロジェクト事業」に関する活動内容として以下3点を提案し、承認された。

「地域医療・多職種協働プロジェクトチームの設置」については、第196回理事会(令和51月開催)において、初期構成メンバーを設定し、1月~6月にかけて推薦・公募し、メンバーを選定し、第197回理事会(同年7月開催)より活動を開始することを提案し、承認された。

[活動内容]

1)学術総会の発表および学会誌掲載論文から、地域連携・多職種協働に関するものをとりまとめ、学会提言として23年ごとに学術総会に発表するとともに学会誌に掲載する。

2)学会提言は、日本農村医学会WEBサイトに掲載するなど積極的な広報を行い、各農村医学会地方会等での発表、全厚連や厚生連病院長会、他学会等の団体への発信に努める。

3)第72回学術総会から、多職種連携セッション・シンポジウムを常設し、広く発表を募集する。


(5)次期(第24期)理事・評議員について

佐藤理事長が、活動方針に掲げた多職種協働を推進するために、次期(第24期)理事・評議員には、厚生連以外の者、医師以外の者を登用することを提案し、承認された。


(6)新執行体制について

佐藤理事長が森拓也理事のご逝去に伴う、後任の北陸・東海地区支部長について、川口鎮理事(豊田厚生病院名誉院長)を指名し、承認された。

71回通常総会の承認をもって理事となる井關治和氏は学術委員への就任を提案し、承認された。なお、西脇伸二氏の和文誌編集委員就任は既報(第193回理事会の概要)のとおり。


(7)顧問の推薦について

新たに8名を組織顧問に委嘱することとし、第71回通常総会において承認を受けることとした(第71回通常総会の概要:本学会ホームページ参照)。


(8)第72回学術総会(秋田県)について

72回学術総会会長の神谷彰理事(北秋田市民病院長)より、第72回学術総会は令和5年1019()20()に秋田市の「あきた芸術劇場ミルハス」他2か所にて、「SDGsで考える少子高齢化における医療~咲き誇れ秋田~

をメインテーマに、現地会場とWeb配信を併用したハイブリット形式にて開催することが提案され、承認された。


(9)「医学系研究の利益相反(COI)に関する指針」の改定について

塩飽邦憲学術委員会委員長が「医学系研究の利益相反(COI)に関する指針」の改定について提案し、承認された(同指針:本学会ホームページ諸規程に掲載)。


10)特別研究プロジェクト事業の実施状況、令和4年度研究計画および今後の活動方針について

特別研究プロジェクト事業3部会(「農薬中毒部会」「農機具災害部会」「農村の生活習慣病部会」)の実施状況、令和4年度研究計画および今後の活動方針について、伊澤敏・立身政信・塩飽邦憲、各統括責任者が説明し、承認された(同指針:本学会ホームページ・特別研究プロジェクト事業参照))。


11)国際農村医学会について

伊澤敏国際交流委員会委員長が国際農村医学会の経緯・現状を踏まえたIARM定款()を提案し、承認された。主な変更内容は、会員は設定せず、10名以下の理事によって運営される。したがって会費徴収は発生しない。定款(変更案)は、次回開催のIARM理事会にてコロッシオ会長に提案する。

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