196回理事会の概要について


本学会は第196回理事会を、令和5127()午前10時から、東京ガーデンパレスにてハイブリッド開催した。

当日は冒頭、佐藤賢治理事長(佐渡総合病院長)が開会挨拶し、続いて、名誉理事長の藤原秀臣先生、早川富博先生、名誉会員の別所隆先生が挨拶した。次に第71回学術総会学会長の馬場良和理事(周東総合病院長)および第72回学術総会学会長の神谷彰理事(北秋田市民病院長)より挨拶をいただき、定款の規定により、佐藤理事長を議長に議事に入った。


1.報告事項

(1)一般報告

(2)委員会報告

(3)日本医学会について

(4)その他


2.提案事項

(1)特別研究プロジェクト実施要領の改定について

(2)地域医療・多職種協働プロジェクトチームについて

(3)次期(第24期)理事・評議員候補者(厚生連以外・医師以外)の推薦について

(4)その他


3.協議事項

(1)第71回学術総会(山口県)の収支決算および総括について

(2)第72回学術総会(秋田県)に係る演題募集等について

(3)第72回学術総会に係る学術総会助成積立特定資産の取り崩しについて

(4)第73回学術総会(新潟県)について

(5)第74回(令和7年度)学術総会会長の選考手続きについて

(6)次期(第24期)役員・評議員等の選出手続きについて

(7)令和5年度研究奨励賞の選考手続きについて

(8)令和5年度JA共済連委託研究に係る課題の推薦について

(9)和文誌および英文誌の投稿規程変更等について

10)「倫理委員会規則」の見直しについて

11)国際農村医学会について

12)今後の会議日程について

13)その他


4.特記事項

 (1)一般報告(期間:令和41011日-令和5126日)

[会議]

1011日(火)

 常任理事会を実開催した。(山口県JA会館)

1012日(水)

 1.各種委員会を実開催した。(KDDI維新ホール)


 2.第195回理事会をハイブリッド開催した。(同上)


 3.第57回評議員会を実開催した。(同上)

1013日(木)

<71回学術総会・第1日目>

1.特別研究プロジェクト「農薬中毒部会・農機具災害部会(合同)」をハイブリッド開催した。(同上)

2.第71回通常総会・表彰式を実開催した。(同上)

3.特別研究プロジェクト「農村の生活習慣病部会」をハイブリッド開催した。(同上)

1014日(金)

<71回学術総会・第2日目>

1128日(月)

和文誌・英文誌(合同)編集委員会をWeb開催した。

1129日(火)

72回・第73回学術総会(合同)の演題登録説明会、打合せ会をWeb開催した。

110日(火)

倫理委員会をWeb開催した。

113日(金)

71回学術総会引継会をハイブリッド開催し、第71回学術総会学会長・事務局(山口県)、第72回学会長・同事務局(秋田県)および第73回同学会長・事務局(新潟県)が出席した。


IARM

1116日(水)

WebによるIARM理事会に伊澤国際交流委員長が出席した。

1215日(木)

WebによるIARM理事会に伊澤国際交流委員長が出席した。

16日(金)

WebによるIARM理事会に伊澤国際交流委員長が出席した。



(2) 委員会報告

当日は第196回理事会に先立ち、午前9時から、総務委員会、財政委員会、和文誌・編集委員会、英文誌・編集委員会、学術委員会、国際交流委員会の各委員会がハイブリッド開催され、午前10時から開催する理事会の提出議案を中心に審議を行なった。各委員会における審議事項は次のとおり。


[総務委員会]

1)次期(第24期)理事・評議員候補者(厚生連以外・医師以外)の推薦について

2)第71回学術総会(山口県)の収支決算および総括について

3) 72回学術総会(秋田県)に係る演題募集等について

4)第73回学術総会(新潟県)について

5) 74回(令和7年度)学術総会会長の選考手続きについて

6) 次期(第24期)役員・評議員等の選出手続きについて

7) 今後の会議日程について

8) その他

(委員長:住元一夫・吉田総合病院名誉院長)


[財政委員会]

1)第71回学術総会(山口県)の収支決算および総括について

2) 72回学術総会(秋田県)に係る演題募集等について

3) 72回学術総会に係る学術総会助成積立特定資産の取り崩しについて

4)その他

(委員長:森達也・旭川厚生病院長)


[和文誌・編集委員会]

1) 和文誌および英文誌の投稿規程変更等について

2) 日本農村医学会雑誌にかかる編集業務の進捗状況について

3) 72回学術総会(秋田県)に係る演題募集等について

4) 令和5年度研究奨励賞の選考手続きについて

5) その他

(委員長:立身政信・(公財)岩手県予防医学協会 産業保健支援部長)


[英文誌・編集委員会]

1) 和文誌および英文誌の投稿規程変更等について

2) JRMにかかる編集業務の進捗状況について

3) 令和5年度研究奨励賞の選考手続きについて

4) その他

(委員長:冨滿弘之・JAとりで総合医療センター院長)


[学術委員会]

1) 令和5年度JA共済連委託研究に係る課題の推薦について

2)特別研究プロジェクト実施要領の改定について

3) 地域医療・多職種協働プロジェクトチームについて

4)第71回学術総会(山口県)の収支決算および総括について

5) 72回学術総会(秋田県)に係る演題募集等について

6)第73回学術総会(新潟県)について

7) 74回(令和7年度)学術総会会長の選考手続きについて

8) 令和5年度研究奨励賞の選考手続きについて

9) 「倫理委員会規則」の見直しについて

10) その他

(委員長:塩飽邦憲・島根大学名誉教授)


[国際交流委員会]

1) 国際農村医学会について

2) その他

(委員長:伊澤敏・佐久総合病院臨床顧問)


(3) 特別研究プロジェクト実施要領の改定について

192回理事会(令和41月開催)にて承認された活動方針「地域医療・多職種協働に関する研究・提言

に基づき、特別研究プロジェクト実施要領を改定し、特別研究プロジェクト事業に「地域医療・多職種協働部会」を追加することが承認された(特別研究プロジェクト実施要領:本学会ホームページ・トップページに掲載)


(4) 地域医療・多職種協働部会プロジェクトチームについて

特別研究プロジェクト事業「地域医療・多職種協働部会」の初期構成メンバーを募集(自薦・他薦)することが承認された(募集案内:日本農村医学会雑誌第71巻第5号および本会ホームページに掲載)。


(5) 次期(第24期)理事・評議員候補者(厚生連以外・医師以外)の推薦について

役員・評議員より推薦された大学や研究所所属(厚生連以外・医師以外)の候補者について、次期(第24期)理事・評議員候補者として推薦することが承認された。


(6) 71回学術総会(山口県)の収支決算および総括について

71回学術総会は令和41013日(木)・14日(金)、山口県山口市にて、「地域医療構想に向けた地域医療の未来

おいでませ山口-」をメインテーマに、3年ぶりに実開催された。第71回学術総会の収支決算および総括について、馬場良和学会長(周東総合病院長)が説明し、承認された。

参加者は647名。2日間に渡り、学会長講演、特別講演3題、教育講演3題、文化講演、金井賞受賞講演、シンポジウム1セッション4題、ワークショップ1セッション4題、一般演題223題(内訳:口演164題、ポスター59題)、研修医セッション31題、ランチョンセミナー8題を実施した。


(7) 72回学術総会(秋田県)に係る演題募集等について

72回学術総会の開催概要について、神谷彰学会長(北秋田市民病院長)が説明し、承認された。会期は令和51019()20()で、秋田県秋田市の「あきた芸術劇場ミルハス」および「秋田市にぎわい交流館AU

にて、「SDGsで考える少子高齢化における医療

咲き誇れ秋田

」をメインテーマに開催する。新型コロナ感染対策を徹底して第71回に引き続き現地参加型に加え、一部をオンデマンド配信によるハイブリッド方式を検討している(詳細:本学会ホームページに別掲)


(8) 73回学術総会(新潟県)について

令和6年1014()15()の2日間にわたり、新潟市「朱鷺メッセ」において開催予定の第73回学術総会について、佐藤賢治学会長(佐渡総合病院長)が説明し、承認された。


(9) 74(令和7年度)学術総会会長の選考手続きについて

次々期の第74(令和7年度)学術総会会長の選考について、これまでの申し合わせのとおり、理事・監事の中から自薦(立候補)により選出することなどを決定した。


(10) 次期(第24期)役員・評議員等の選出手続きについて

現役員および評議員が本年10月開催の第72回通常総会をもって任期満了となることから、新役員・評議員および理事長・副理事長・常任理事・委員長等の選出手続きについて協議し、原案どおり承認された。


(11) 令和5年度研究奨励賞の選考手続きについて

令和5年度研究奨励賞の選考手続きは、日本農村医学会雑誌および文書による募集を経て、編集委員を中心に構成する選考委員会における厳正な審査により、令和577日に開催する第197回理事会において決定することを提案し、承認された。


(12) 令和5年度JA共済連委託研究に係る課題の推薦について

令和5年度JA共済連委託研究は8件の応募があり、学術委員会における審査を踏まえ、JA共済連への推薦順位を協議、決定した。

(13) 和文誌および英文誌の投稿規程変更等について

立身・冨滿両編集委員長が、和文誌・英文誌に共通する超過頁の著者負担について大きく乖離しないよう、下記のとおり協議・決定したことを説明し、承認された。合わせて、査読者の確保を図ることを主目的に、和・英文誌とも査読報酬を設定することも承認された。また、英文誌は、非会員から徴収する掲載料を3万円に変更することが承認された。


[超過頁の著者負担]


和文誌

英文誌

変更

6まで無料 6頁超10,000/

10まで無料 10頁超10,000/

現行

4まで無料 4頁超7,000/

20まで無料 20頁超17,000/


(14) 「倫理委員会規則」の見直しについて

神谷倫理委員会委員長が「倫理委員会規則」の見直しについて提案し、承認された(委員会名を「研究倫理審査委員会

に変更:本学会ホームページ諸規程に掲載)。


(15) 国際農村医学会について

195回理事会および第57回評議員会(令和41012日開催)において、国際農村医学会定款を実態に即して大幅に見直すことが承認され、これを受けて伊澤国際交流委員会委員長が国際農村医学会役員会に定款の見直しを提案し、承認されたことが報告された。

令和5914()16日(土)に開催する国際農村医学会学術総会の概要について、伊澤委員長が報告し、承認された。Prof. Petar Bulat学会長(Full Professor at University of Belgrade School of Medicine)のもと、セルビア・ベオグラード大学おいて開催される。

メインスローガンを「急速に変化する社会的および自然環境における農業人口と労働者の健康(Health of agricultural population and workers in the rapidly changing social and natural environment

とし、テーマは「農村部の住民と労働者の健康保険強化のための成功事例」、「難民と移民: 3年目始まりの新たな問題」、「農村地域の女性特有の問題」、「農業分野における新たなリスクと病気」、「農村地域におけるCovid 19パンデミックの影響

が予定されている。抄録提出期限は2023715日(土)。

(開催概要は日本農村医学会ホームページ・トップページ「IARM

に掲載予定)。


(16) 日本医学会について

20234月に東京(大手町・丸の内・有楽町エリア)にて、第31回日本医学会総会が開催される(詳細はホームページ「第31回日本医学会総会2023東京」参照)。会期中(41日から30日までの予定)、一般市民向けに日本医学会分科会/加盟学会の活動紹介を主目的に、行幸地下ギャラリーに各分科会のパネルが展示されることを報告した(本学会のパネル展示の内容は次頁のとおり)。


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