第199回理事会の概要について
本学会は第199回理事会を令和5年10月18日(水)午後1時から、秋田キャッスルホテル(秋田県秋田市)において、ハイブリッドにて開催した。
当日は佐藤賢治理事長(佐渡総合病院長)が開会の挨拶を述べ、次に、名誉理事長の早川富博先生(足助病院名誉院長)から挨拶をいただいた。続いて第72回学術総会会長の神谷彰理事(北秋田市民病院長)が挨拶し、佐藤理事長を議長に議事に入った。
1.報告事項
(1)一般報告
(2)委員会報告
(3)令和4年度会員の動向について
(4)日本農村医学会雑誌に係る編集業務の進捗状況等について
(5)JRMに係る編集業務の進捗状況等について
(6)第24期理事長選挙について
(7)特別研究プロジェクト事業の実施状況と令和5年度研究計画および今後の活動方針について
(8)令和4年度事業報告、貸借対照表、正味財産増減計算書、財務諸表の附属明細書および収支計算書について(監査報告)
(9)第23期(令和3-5年)における取組みについて
(10)その他
2.協議事項
(1)令和5年度事業計画および収支予算について
(2)第24期評議員の選任について
(3)第24期役員の選任について
(4)顧問の推薦について
(5)第73回学術総会(新潟県)について
(6)国際農村医学会について
(7)第58回評議員会議事および第72回通常総会提出議案等について
(8)その他
3.特記事項
(1)一般報告(期間:令和5年7月6日-令和5年10月13日)
[会議等] |
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令和5年7月6日 |
1.研究奨励賞選考委員会(実開催)を開催した。(東京ガーデンパレス) 2.常任理事会(実開催)を開催した。(同上) |
令和5年7月7日 |
1. 第197回理事会(ハイブリット開催)を開催した。(同上) 2. 監事と青木公認会計士による打合せ会を開催した。(同上) |
令和5年7月21日 |
地域医療・多職種協働部会(Web開催)を開催した。 |
令和5年7月26日 |
青木ひろあき公認会計士事務所による令和4年度決算監査が実施された。(1回目) |
令和5年7月28日 ~29日 |
農機具災害部会が農作業安全教本作成に関して検討会を開催した。 (JAビル27階JA全厚連役員応接室) |
令和5年8月21日 |
青木ひろあき公認会計士事務所による令和4年度決算監査が実施された。(2回目) |
令和5年8月23日 |
農機具災害部会が農作業安全教本作成に関して家の光協会と情報交換を行った。 (家の光協会会議室) |
令和5年8月31日 |
農村の生活習慣病部会が介護予防コホート研究の2022年追跡データをJA全共連に提出した。 (JA共済連会議室) |
令和5年9月6日 ~7日 |
青木ひろあき公認会計士事務所による令和4年度決算監査が実施された。(3回目) (JA全厚連役員応接室) |
令和5年9月12日 |
青木ひろあき公認会計士事務所から令和4年度監査報告書を受理した。 |
令和5年9月15日 |
監事による令和4年度決算監査が実施された。(JA全厚連役員応接室) |
令和5年9月21日 |
第198回理事会を開催した (定款第39条に基づく理事会)。 |
令和5年9月22日 |
第72回通常総会の開催を通知した。 |
[IARM] |
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令和5年7月24日 |
WebによるIARM理事会に伊澤国際交流委員長が出席した。 |
令和5年9月4日 |
WebによるIARM理事会に伊澤国際交流委員長が出席した。 |
令和5年9月14日 ~16日 |
セルビア科学芸術アカデミーにおいて第22回国際農村医学会学術総会が開催され、伊澤国際交流委員長、冨滿理事、鈴木評議員が出席した。 |
[日本医学会・日本医学会連合関連] |
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令和5年10月13日 |
日本医学会会長の門田守人氏が逝去されたことに伴い、日本医学会連合臨時社員総会および日本医学会臨時評議員会が開催(Web開催)された。 |
(2)委員会報告
第199回理事会に先立ち10月18日(水)午前11時から、総務委員会、財政委員会、学術委員会、国際交流委員会、和文誌編集委員会、英文誌編集委員会の各委員会が開催され、午後に開催する理事会の提出議案を中心に審議が行われた。各委員会における審議事項は、次のとおり。
[総務委員会]
(1)令和4年度会員の動向について
(2)第24期理事長選挙について
(3)令和4年度事業報告について
(4)第23期(令和3-5年)における取組みについて
(5)令和5年度事業計画について
(6)第24期評議員の選任について
(7)第24期役員の選任について
(8)顧問の推薦について
(9)第58回評議員会議事および第72回通常総会提出議案等について
(10) その他
(委員長:住元一夫・吉田総合病院名誉院長)
[財政委員会]
(1)令和4年度事業報告、貸借対照表、正味財産増減計算書、財務諸表の附属明細書および収支計算書について
(2)第23期(令和3-5年)における取組みについて
(3)令和5年度事業計画および収支予算について
(4)その他
(委員長:森達也・旭川厚生病院長)
[学術委員会]
(1)特別研究プロジェクト事業の実施状況と令和5年度研究計画および今後の活動方針について
(2)第73回学術総会(新潟県)について
(3)第23期(令和3-5年)における取組みについて
(4)その他
(委員長:塩飽邦憲・島根大学名誉教授)
[国際交流委員会]
(1)国際農村医学会について
(2)その他
(委員長:伊澤敏・佐久総合病院臨床顧問)
[和文誌編集委員会]
(1)日本農村医学会雑誌に係る編集業務の進捗状況等について
(2)第23期(令和3-5年)における取組みについて
(3)その他
(委員長:立身政信・(公財)岩手県予防医学協会 産業保健支援部長)
[英文誌編集委員会]
(1)JRMに係る編集業務の進捗状況等について
(2)第23期(令和3-5年)における取組みについて
(3)その他
(委員長:冨滿弘之・JAとりで総合医療センター院長)
(3)令和4年度会員の動向について
令和4年度末の正会員数は、医師4,835名(前年度比+19名)、医師以外202名(同+23名)、全体では5,037名(同+42名)となった。
(4)特別研究プロジェクト事業の実施状況、令和5年度研究計画および今後の活動方針について
特別研究プロジェクト事業4部会(「農薬中毒部会」「農機具災害部会」「農村の生活習慣病部会」「地域医療・多職種協働部会」)の実施状況、令和5年度研究計画および今後の活動方針について、伊澤敏・立身政信・塩飽邦憲・佐藤賢治、各統括責任者が説明し、承認された(同指針:本学会ホームページ・特別研究プロジェクト事業参照))。
(5)第23期(令和3-5年)における取組みについて
第23期(令和3-5年)における主な取組みとして、以下6項目を実施したことを報告した。
[農村医学に関連する事項の研究・提言]
現行の三つの特別研究プロジェクトのうち、「農薬中毒具災害」「農村の生活習慣病」統括責任者退任に伴い、後任が決定し、円滑な調査研究の継続が図られた。
[地域医療・多職種協働に関する研究・提言]
特別研究プロジェクトチーム実施要領を改定し、「地域医療・多職種協働部会」を追加し、佐藤理事長を統括責任者に初期メンバー10名にて発足した。
[次期(第24期)役員・評議員候補者(医師以外・厚生連以外)]
多職種協働による学会として、次期(第24期)は、医師以外・厚生連以外から理事3名、評議員5名を選任した。
[国際農村医学会(以下、IARM)定款の刷新]
IARMのこれまでの経過と課題を明らかにし、従来の運営を踏襲しながら、日農負担を説明できる対応範囲を明示するとともに、IARM新定款を提案し承認された。これによりIARMに対する協力体制の整備が図られた。
[諸規程の整備]
・2021年に策定された「人を対象とする生命科学・医学系研究に関する倫理指針」との整合性を図るため「研究倫理審査委員会規則」を制定した。
・国際的な流れ、日本医学会の指針更新などから現在のCOI指針を改定した。
・個人情報保護法の改正、これに伴う日本医学会連合の方針改定から、当学会の個人情報保護方針を改定した。
[編集委員会に関する整備]
編集委員会に和文誌担当と英文誌担当を設定し、和文誌・英文誌の著者負担額を調整し、また、査読者を増やすため、査読報酬を設定した。
(6)顧問の推薦について
新たに11名を組織顧問に委嘱することとし、第72回通常総会において承認を受けることとした(第72回通常総会の概要:本学会ホームページ参照)。
第73回学術総会会長の佐藤理事長より、第73回学術総会は令和6年10月14日(月)・15日(火)に新潟市「朱鷺メッセ新潟コンベンションセンター」において、「多職種で紡ぐ地域医療の未来~超少子高齢社会への提言~」をメインテーマに開催することが提案され承認された。
(8)国際農村医学会について
伊澤敏国際交流委員会委員長が、2023年9月14(木)~16日(土)、セルビア科学芸術アカデミーにおいて開催された第22回国際農村医学会学術総会(学会長:Petar Bulat・ベオグラード大学医学部産業衛生教授)について報告した。「急速に変化する社会・自然環境における農業人口と労働者の健康」をテーマに、18演題(うち日本1題)、参加者24名(うち日本3名)であった。次回(第23回)学術総会はProf.Min Zangを学会長に2026年、中国で開催される予定。
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