第201回理事会の概要について
本学会は第201回理事会を、令和6年1月26日(金)午前10時から、東京ガーデンパレスにてハイブリッド開催した。
当日は冒頭、佐藤賢治理事長(佐渡総合病院長)が開会挨拶し、続いて、藤原秀臣名誉理事長、浜田正行名誉会員が挨拶した。次に第72回学術総会学会長の神谷彰理事(北秋田市民病院長)および第73回学術総会学会長の佐藤賢治理事長が挨拶し、定款の規定により、佐藤理事長を議長に議事に入った。
1.提案事項
(1)第24期執行体制について
2.報告事項
(1)一般報告
(2)委員会報告
(3)日本農村医学会雑誌に係る編集業務の進捗状況等について
(4)JRMに係る編集業務の進捗状況等について
(5)第12回日韓合同「農作業安全シンポジウム」について
(6)日本医学会について
(7)その他
3.協議事項
(1)第72回(秋田県)学術総会の収支決算および総括について
(2)第73回(新潟県)学術総会に係る演題募集等について
(3)第74回(岐阜県)学術総会について
(4)第75回(令和8年度)学術総会会長の選考手続きについて
(5)令和6年度JA共済連委託研究に係る課題の推薦について
(6)令和6年度研究奨励賞の選考手続きについて
(7)国際農村医学会について
(8)日本医学会評議員等の変更について
(9)今後の会議日程について
(10)その他
4.特記事項
(1)第24期執行体制について
既報のとおり第200回理事会(令和5年10月19日開催)において暫定執行体制が承認され、業務を遂行してきたが、新たに1)和文誌編集委員会では星野理事が看護関係論文を担当する、2)英文誌編集委員会では新たに山﨑理事を副委員長に4名体制(冨滿委員長、伊澤委員、酒井委員)とし、Associate Editor(AE)の選定は英文誌編集委員会専決事項とする、3)研究倫理審査委員会では田村明加・JA全厚連職員が外部委員に就任する-ことが承認され、正式に執行体制が発足した。
(2)一般報告(期間:令和5年10月17日 ― 令和6年1月19日)
[会議等]
令和5年10月17日 |
常任理事会(実開催)を開催した。(秋田キャッスルホテル) |
令和5年10月18日 |
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令和5年10月19日 | <第72回学術総会・1日目>
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令和5年10月20日 | <第72回学術総会・2日目>
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令和5年10月21日 | 第12回日韓合同「農作業安全シンポジウム」を開催(実開催)した。(ホテルメトロポリタン盛岡) |
令和5年11月3日 | JRM特集号に係る打合せ会を開催(実開催)した。(佐久医療センター) |
令和5年12月18日 | 農林水産省が農作業安全委員会を開催(ハイブリッド)し、大浦評議員が実出席した。(農林水産省会議室) |
令和5年12月19日
| 1.農機具災害部会がJA共済連全国本部と農作業安全対策に係る意見交換会を開催した。(JA全厚連役員応接室) 2.農機具災害部会が農林水産省と農作業安全対策に係る意見交換会を開催した。(農林水産省会議室) |
令和6年1月19日 | 第72回学術総会引継会を開催(ハイブリッド)し、第72回学術総会学会長・事務局(秋田県)、第73回学会長・同事務局(新潟県)および第74回同学会長・事務局(岐阜県)が出席した。 |
[IARM]
令和5年12月8日 | WebによるIARM理事会に伊澤国際交流委員長が出席した。 |
令和6年1月12日 | WebによるIARM理事会に伊澤国際交流委員長が出席した。 |
[日本医学会・日本医学会連合関連]
令和5年11月10日 | 日本医学会会長の門田守人氏が逝去されたことに伴い、日本医学会連合臨時社員総会および日本医学会臨時評議員会が開催(Web開催)され、佐藤理事長が出席した。 |
令和6年12月15日 | 現職副会長の会長就任に伴い、空席となった副会長を選出するため、日 本医学会連合臨時社員総会および日本医学会臨時評議員会が開催(Web開催)され、佐藤理事長が出席した。 |
令和6年1月15日 | 日本医学会用語委員会が開催(Web開催)され冨滿理事が出席した。 |
(3)委員会報告
当日は第201回理事会に先立ち、午前9時から、総務委員会、財政委員会、和文誌・編集委員会、英文誌・編集委員会、学術委員会、国際交流委員会の各委員会がハイブリッド開催され、午前10時から開催する理事会の提出議案を中心に審議を行なった。各委員会における審議事項は次のとおり。
[総務委員会]
1)第24期執行体制について
2)日本医学会について
3)第72回(秋田県)学術総会の収支決算および総括について
4)第73回(新潟県)学術総会に係る演題募集等について
5)第74回(岐阜県)学術総会について
6)第75回(令和8年度)学術総会会長の選考手続きについて
7)日本医学会評議員等の変更について
8)ホームページリニューアルについて
9)今後の会議日程について
10) その他
(委員長:馬場良和・周東総合病院長)
[財政委員会]
1)第24期執行体制について
2)第72回(秋田県)学術総会の収支決算および総括について
3)第73回(新潟県)学術総会に係る演題募集等について
4)ホームページリニューアルについて
5)その他
(委員長:森達也・旭川厚生病院長)
[和文誌・編集委員会]
1)第24期執行体制について
2)日本農村医学会雑誌に係る編集業務の進捗状況について
3) 第73回学術総会(新潟県)に係る演題募集等について
4)令和6年度研究奨励賞の選考手続きについて
5) その他
(委員長:西脇伸二・岐阜・西濃医療センター西濃厚生病院長)
[英文誌・編集委員会]
1)第24期執行体制について
2) JRMにかかる編集業務の進捗状況等について
3) 令和6年度研究奨励賞の選考手続きについて
4) その他
(委員長:冨滿弘之・JAとりで総合医療センター院長)
[学術委員会]
1)第24期執行体制について
2)令和6年度JA共済連委託研究に係る課題の推薦について
3)第12回日韓合同「農作業安全シンポジウム」について
4)第72回(秋田県)学術総会の収支決算および総括について
5)第73回(新潟県)学術総会に係る演題募集等について
6)第74回(岐阜県)学術総会について
7)第75回(令和8年度)学術総会会長の選考手続きについて
8)令和6年度研究奨励賞の選考手続きについて
9)その他
(委員長:九津見圭司・倶知安厚生病院長)
[国際交流委員会]
1)第24期執行体制について
2) 国際農村医学会について
3) その他
(委員長:伊澤敏・佐久総合病院臨床顧問)
(4)第12回日韓合同「農作業安全シンポジウム」について
第12回日韓合同「農作業安全シンポジウム」は、令和5年10月21日(土)、ホテルメトロポリタン盛岡において、20名(日本17名、韓国3名)が参加し、コロナ禍の影響を受けてか4年ぶりに開催された。韓国からは農村振興庁から農作業安全課課長、農村支援局の農業研究士2名が参加。韓国に於ける国を挙げての取り組みの報告があった。日本からは農機具災害部会メンバーの他、岩手医科大学等から関係者が参加した。大浦栄次評議員(富山県農村医学研究所主任研究員)から農作業事故対面調査により明らかになった課題について報告し、その後、垰田和史評議員(びわこリハビリテーション専門職大学教授)を司会に総合討論が活発に行われた。
(5)第72回学術総会(秋田県)の収支決算および総括について
第72回学術総会は令和5年10月19日(木)・20日(金) 、秋田県秋田市にて「SDGsで考える少子高齢化における医療
-咲き誇れ秋田-」をメインテーマに実開催され、第72回学術総会の収支決算および総括について、神谷彰学会長(北秋田市民病院長)が説明し、承認された。
参加者は825名。2日間に渡り、学会長講演、特別講演5題、教育講演2題、文化講演、金井賞受賞講演、シンポジウム2セッション9題、一般演題323題(内訳:口演234題、ポスター89題)、研修医セッション33題、ランチョンセミナー7題を実施した。
超少子高齢化が急速に進む日本において、多職種による連携・協働の重要性が飛躍的に高まり、当学会が果たすべき役割は極めて重要となることから、佐藤理事長の提案により、多職種連携をテーマにしたシンポジウムが初めて開催され、来年度以降も常設とする。また、新型コロナ感染症が5類感染症となったことから、4年ぶりに懇親会が開催され、交流を深めた。
令和5年11月1日から11月30日までの期間、指定演題の事後オンデマンド配信を実施した。
(6)第73回学術総会(新潟県)に係る演題募集等について
第73回学術総会の開催概要について、佐藤賢治学会長が説明し、承認された。会期は令和6年10月14日(月)・15日(火)で、新潟県新潟市「朱鷺メッセ 新潟コンベンションセンター」にて、「多職種で紡ぐ地域医療の未来超少子高齢社会への提言」をメインテーマに開催する(詳細:本学会ホームページに別掲) 。
(7)第74回学術総会(新潟県)について
令和7年10月23日(木)・24日(金)の2日間にわたり、岐阜県大垣市「ソフトピアジャパンセンター
「大垣市情報工房」において開催予定の第74回学術総会について、西脇伸二学会長が説明し、承認された。
(8)第75回(令和8年度)学術総会会長の選考手続きについて
次々期の第75回(令和8年度)学術総会会長の選考について、これまでの申し合わせのとおり、理事・監事の中から自薦(立候補)により選出することなどを決定した。
(9)令和6年度研究奨励賞の選考手続きについて
令和6年度研究奨励賞の選考手続きは、日本農村医学会雑誌および文書による募集を経て、編集委員を中心に構成する選考委員会における厳正な審査により、令和6年7月5日に開催する第202回理事会において決定することを提案し、承認された。
(10)令和6年度JA共済連委託研究に係る課題の推薦について
令和6年度JA共済連委託研究は19件の応募があり、学術委員会における審査を踏まえ、JA共済連への推薦順位を協議、決定した。
(11)国際農村医学会について
国際交流委員会委員長の伊澤副理事長より、令和6年1月12日にWeb開催された国際農村医学会理事会において、今後の運営や第23回国際農村医学会学術総会(2026年、中国にて開催予定)を中心に協議したことが報告された。
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