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理事長挨拶 |
日本農村医学会理事長あいさつ
2021年10月6日に開催された日本農村医学会第191回理事会にて理事長を拝命した新潟県厚生農業組合連合会佐渡総合病院病院長 佐藤賢治です。理事長就任にあたり、ご挨拶申し上げます。
日本農村医学会は1952年に設立され、1961年には日本医学会に50番目の分科会として加盟しています。理事長は初代の若月俊一先生から登内眞先生、林雅人先生、山根洋右先生、藤原秀臣先生、早川富博先生、新谷周三先生を経て8代目となります。歴史ある学会の理事長の拝命に身が引き締まる思いです。
世界の多くの国は少子高齢化に向かい、日本ではすでに喫緊の対策を要する状況です。この対応には自然科学としての医学的アプローチに加え、医療を実践する多くの職種の協働が欠かせません。さらには介護・福祉領域との切れ間ない連携も必須です。また、個々の医療・介護・福祉事業者のみならず、行政を交えた地域での対策、地域を越えた広域連携まで視野に入れた対応が求められます。日本は自他共に認める少子高齢化先進国であり、その動向に世界が注目しています。
日本農村医学会の学会員は全国の厚生農業組合連合会病院と多くの大学・研究所から構成され、その会員数は2021年9月現在で4,671名にのぼり、年々増加しています。様々な職種が学会発表を行い、学会誌に論文を投稿、研究プロジェクトに携わっており、職種の垣根を越えた知見が集まります。当学会は少子高齢社会への対応策を現場目線で追い求められる団体で、こうした活動が学会の価値であり、社会における役割です。
当学会には地域医療の発展に尽力してきた自負があります。今後、さらに学会の役割・責務を推進する所存です。しかし、少子高齢化対策や多職種協働、地域連携は学会の活動だけでは実現できません。多くの力の結集が未来を創造していく源泉です。学会員のみなさまには知見を積極的に学会にお寄せいただき、学会外の方々にはご支援、ご協力、アドバイスを是非お願いいたします。
2021年10月6日 日本農村医学会理事長 佐藤賢治
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